ウルヴァリン:X-MEN ZEROのレビュー・感想・評価
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本編の主人公が主役のスピンオフ?
ウルヴァリン・シリーズ第1作。
"X‐MEN" シリーズ通算第4作。
DVDで2回目の鑑賞(吹替)。
原作コミックは未読。
公開当時、スピンオフと云う言葉を覚えたばかり。「踊る大捜査線」のおかげですが、そのせいで混乱しました。私の認識では、本編の脇役を主人公に据えているのがスピンオフ。なのに本作は本編の主人公であるウルヴァリンを主役にしているのに、スピンオフと云う触れ込みだったからです。
本作がきっかけでスピンオフの意味は「派生作品」であると知り、認識を改めました。ありがとうございます(?)。
ウルヴァリンがX‐MENと出会う前、ストライカー将軍との因縁が生じた出来事が描かれました。ローガンのオリジンと壮絶な過去、骨の爪がアダマンチウムの爪になった経緯など、「X‐MEN2」よりもキャラの掘り下げが成されたことで、ウルヴァリン好きとしては堪らない作品でした。
もうひとつ特筆したいことは、デッドプール/ウェイド・ウィルソンの登場。本作を初めて観た時は全然印象に残りませんでしたが、後々このキャラクターが主役の作品がつくられ、人気を博すことになるとは思いも寄りませんでした。思い返せば愛すべきデップーの片鱗はすでにこの頃からあったのでした。
音だけじゃ分からん。
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何かヒューとかが頑張って敵を倒す感じの話。
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いつも行ってるけど、画面をずっと見てないと意味わからんのは苦手。
この映画はまさにそうで、要は映像中心で内容がないということ。
別にそれが悪いと言っているわけではないが、苦手。
55点
映画評価:55点
ビギンズモノとしては
中々面白かったと思います。
前作までのウルヴァリンの間の悪さは
単なる野獣味ではなく、
記憶喪失だったのかーと、
観た事で得られるものを多く満足しました。
今まで説明の無かった出生の秘密
兄やストライカーとの遺恨
なんというか、
悲しくなりました。
考えてもみてください。
産まれた時から歪んだ愛情しか知らないんですよ、
父親だと思っていた人が偽物
その父親を殺した男を復讐で殺すと、そっちが本物
母親からは疎まれ
実の兄からは暴力的な愛
ようやく出来た恋人はスパイ
あげく記憶喪失。
もー、観ている側が悲しくなるという
そんなにウルヴァリンを好きではないのですが、
同情は出来ました。
【2021.11.13観賞】
かっこいいウルヴァリンとデップーの萌芽
今となれば、この時がピークと言えるんじゃないかと思います。
ヒーローのオリジンを語るストーリーで、ウルヴァリンに初めてスポットが当たるもので、彼がどうしてあんなシニカルな性格になったのかがすんなり入ってきます。
こうしてみると、X-MENはたまたまシェルター的に居候している状態で、本当の居場所は彼にはどこにもない。絶望というよりは諦念。そんな描き方でしたね。
「デッドプール」が大ヒットしたことで、違う視点からも再注目される作品ですが、根本はやっぱり良くできているし、ヒュー・ジャックマンが本当にこの役を愛して取り組んでいるのが良く分かる。
2018.4.3
全部ウルヴァリンでGood!
ウルヴァリンにめちゃめちゃスポットが当たってて
すごく良かった👍
X-MENってウルヴァリンがイマイチ目立ってなかったら嬉しいわ。
ウルヴァリンの過去を解き明かして行く話だったけど
続きがあるため最後はなんか締まらなかったけど。
デッドプールもなんだかおかしな事になってるし。
まあとりあえず順番に見ているのでどう
話が繋がっていくのか楽しみとしておこう。
ウルヴァリンがアダマンチウムを体に施す理由はちょっと
弱いよね😅死んじゃったら復讐できないのにさ。
あと協力させるのに手が込みすぎだね。
策士策に溺れるだよ。複雑な策はうまく行かない。
目的の分かりやすい、地に足のついた一本。 副題を「ZERO」にした弊害が…😅
スーパーヒーローチーム「X-MEN」の活躍を描くアメコミアクション映画『X-MEN』シリーズの第4作にして、主人公ウルヴァリンに焦点を当てたスピンオフ『ウルヴァリン』シリーズの第1作。
ローガンがどのようにして「ウルヴァリン」になったのかが明かされる。
ローガン/ウルヴァリンを演じるのはヒュー・ジャックマン。ジャックマンは本作の製作にも携わっている。
新たなキャラクターとして、ローガンの所属していた「チームX」のメンバー、ウェイド・ウィルソン/デッドプールを演じるのは『ブレイド3』『ラブ・ダイアリーズ』のライアン・レイノルズ。
製作総指揮はスタン・リー。
人気キャラクターであるデッドプールやガンビットの扱いが悪すぎるということで、原作ファンからの評判がやたらに悪い本作。
しかし、原作を全く知らない自分からしてみると、そんなに悪い作品とは思えなかった。『ファイナル ディシジョン(2006)よりも全然出来は良いと思うし、人気の高い『2』(2003)よりも好き。
たしかに多くの人が指摘しているように、CGのクオリティは酷い。なんか『2』や『3』よりもレベルダウンしている気がする。ウルヴァリンの爪なんて、もろ偽物とわかる酷さ。約10年前に公開された『1』(2000)よりも酷いと思う💦
ビジュアルは陳腐かも知れない。
しかし、愛する者を奪われた男の復讐劇という分かりやすい物語は、王道ゆえの力強さがある。
行く先々で因縁のあるミュータントと出会い、戦ったり仲間になったりする展開にはRPGみたいな楽しさがあるしね。
ストライカーのクソ野郎っぷりが凄まじくて、逆に清々しさすら感じました笑
オープニング・クレジットの、ローガンとビクターが何十年にも渡り戦場を渡り歩いているということをモンタージュ風の映像演出でみせるところ、凄くスマートだしカッコ良い。ヴァンパイアもののような儚さもある、幻想的な見せ方だと感心しました。あからさまな『プライベート・ライアン』(1998)のパロディがあってちょっと笑っちゃったけど😅
批判の集まるデッドプールですが、全然デップーのことを知らない身からすれば、全く悪いと思わない。
初登場時の日本刀ブンブン振り回すシーンかっこ良かったし。
ポストクレジットシーンの「シー🤫」も良かったです。
あれ第四の壁を超えているという演出なのね。デップーってそういうキャラなんだ。へー。
しかし、デップー演じるライアン・レイノルズって「最もセクシーな男」に選ばれるほどの色男なんですね〜。
全くセクシーさを感じないんだけど、これは自分が変なのか?セクシーというより、コメディアンみたいな親しみやすさを感じる役者だと思うんだけどなぁ。
不満点も多いんだけど、結構好きですこの映画。ローガンの魅力を引き出せていたと思うし、クライマックスのビターな感じも良い。
CGの酷さは…。まぁ東映の特撮番組だと思えば我慢できます!
兄であるビクターの行動原理がさっぱりわからなかったけど、この辺りは次回作でわかるのかな?次にも期待!!
余談ですが本作の原題は『X-Men Origins: Wolverine』。
「origin」という言葉を分かりやすくする為に「ZERO」にしたんだろう。
それ自体は良いと思うのですが、本作の登場人物にエージェント・ゼロっていう奴がいるじゃないですか。…ゼロとZEROが被ってんだよなぁ。まるでウルヴァリンとエージェント・ゼロの物語みたいになっちゃってんだよなぁ。
細かいところだとは思うんだけど、こういう配慮の無さって凄く気になってしまう。
苦悩が団体で押し寄せてくるウルバリン
X-MENの中でも大人気キャラクター、ウルバリン。
今までの三部作の中で
は
断片的にしか明かされなかった過去が
幼少期から順に解き明かされて行く本作。
ウルバリン、こと、ローガン
。
子供の頃から可哀想すぎるだろ〜〜
とにかく、ローガンの生涯に涙せずにいられない本作。
これまでのX-MENシリーズよりも
さらにグッと人としての苦悩を丁寧に描いていて
見応えがあります。
ヒュー・ジャックマンにやられちゃった人も
そうでない人も是非ご覧下さい。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
人間としての葛藤を丁寧に描くことで
ヒーロー映画を大人の鑑賞に耐えるものに引き上げた
一連のマーベル映画の中でも
とびっきりの苦悩が団体で押し寄せてくるウルバリン。
そのあたりを人間味豊かに演じた
ヒュー・ジャックマンの成功は
やっぱアメコミ映画にとっては大きいよね。
いつも書いてるように
何の興味も無かったおばさんを
アメコミ映画の世界に引きずり込んだ
ヒュー・ジャックマン!
アメリカ版「ちょっと荒っぽい健さん」的演技で
今回も魅せてくれます。
にしても、あの超荒っぽい兄貴との差はなんだろ?
やっぱり育った環境の違いなんだろうか?
とにかく、兄貴が極悪だわ〜
おまけに若き日のウェイド、つまり俺ちゃんが
自分の映画の中で
無かったことにしたシーンが出てきます。(笑)
シリーズ1むさ苦しい
もうウルヴァリン=ヒュー・ジャックマンは定着も定着
久しぶりにDVDで鑑賞です。
全体的にX-Menシリーズは大好きで最初から全て見てます。
ウルヴァリンの誕生を描くこの作品はとにかくむさ苦しい笑
画面の絵が男臭い。
たぶんシリーズ1でしょう笑
それは良いとして、ファンなら必ず楽しめそしてファンなら必ずラストで愕然とするでしょう。
あれはデッドプールじゃない。
あんなのはデッドプールじゃないよ。
今年公開された映画デッドプールでもこの作品のデッドプールをdisるメタがありましたが、仕方ない笑
まぁそれを除けばむさ苦しく、激しく、暑い戦闘シーンのてんこ盛りです。
土曜の夜ビール片手に見たい映画です。
出生の秘密が分かり、過去作のモヤモヤが晴れる!
・水の張ったケースから全裸で勢いよく飛び出す。
・手術台のようなものの上に仰向けにされ、無理やり施術をされそうになる。
など、過去3作でウルヴァリンから様々なフラッシュバックが投影されました。
あれらはいったいどういった経緯で起こった何のシーンだったのか。
それが今作「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」で明らかになりました。
ナンバリングタイトル3部作を見てモヤモヤして方は
すぐに見ることをお勧めします。
この映画はウルヴァリンの幼少期から始まります。
1985年にカナダで暮らしていたウルヴァリンは
とても病弱な子どもでした。
目の前で父親だと思っていたジョン・ハウレットが殺されます。
このショックがきっかけでミュータントの力が覚醒。
拳から骨の鉤爪を生やす能力を身に付けます。
そしてジョンを殺害した男 トーマス・ローガンを刺殺します。
死の間際、自分が本当の父親であることをカミングアウトし絶命しました。
時代は変わり成年へ。同じくミュータントである兄のビクターと共に
軍隊へ所属し、南北戦争・二度の世界大戦に参加。
実に150年以上にわたって戦争を経験しました。
ベトナム戦争に参加していた時に
ビクターが村人を襲い、さらに上官を殺害する事件が起きました。
ウルヴァリンは兄をかばったため、2人とも銃殺されることに。
しかし超絶な治癒能力を持つ2人は生き延び幽閉されました。
そこにやってきたのが「X-MEN2」でヴィランとなった
ウィリアム・ストライカーです。
ストライカーはミュータントで編成された特殊部隊チームXへ2人をスカウトしました。
数々の任務をこなしますが、その非情さに嫌気がさし
ウルヴァリンな脱退します。
それから6年。
カナダの人里離れた地で、木こりの仕事をしながら
恋人と穏やかな日々を送るように。
そこにストライカーが再び現れ、
ビクターがかつてのチームXのメンバーを殺害していると警告します。
命の危険にさらされたウルヴァリンがとった行動とは。
ビクターの狙いはなんなのか。
そしてウルヴァリンはいかにして、ウルヴァリンになったのか。
これまでの映画の伏線を回収しながら
映画単体としても見ごたえのあるストーリーに仕上がっています。
ここで出てくるミュータントの能力は
これまでに比べて少し控えめな気がしました。
過去の時代を描いているので
まだ発展途上ということなのでしょう。
きっとここからより強力な能力を持ったミュータントが発見され
教育され、能力を強化した結果、
プロフェッサーXとマグニートーとの強大な戦いに
発展していくのかと想像すると
X-MENシリーズの壮大さがよく分かります。
本編もスピンオフも今後が楽しみですね!
設定とかもういいや( ^ω^ )
再鑑賞
シリーズ前日譚って事すら忘れてた
これ見てから3部作見ても良かったなあ
しかしセイバートゥースがお兄さんならば一作目に出てきたセイバートゥースも同一人物で、実際そうらしいんだけど、ウルヴァリンは記憶を無くしてるから兄だと気づかないのは分かるとして、セイバートゥースはなんで気づかないの?
前日譚ならそんなに時間も経ってないだろうし…
気づかないフリにしてはそれを暗示するような描写もなかったし、制作した順番の問題だとしてもこの設定投げっぱなし感は勿体ない
セイバートゥースも記憶を奪われていたとかそれを明示する描写をこの前日譚のラストでしておけば良かったのに
と、あくまで整合性を求たがるのはアメコミ原作映画を楽しむ上ではナンセンスなのかもしれないけどね
エージェントゼロのゼロは本タイトルとは関係ないんだよね?なんか紛らわしいんだけど…
しかし、能力値の高さの割にヘリの墜落事故は回避出来ないとか地味に残念な感じのキャラだった
ウェイド(デッドプール)のキャラの取り扱いにはファンからの異論があったようだけど演じているのはこの時からライアンレイノルズなのね
お喋り・強い・不死身?
特徴はちゃんと取り扱ってるのでこれはこれで悪くはないと思うんだけどね
あとはせめてマスク被らせとけば良かったのに
それとラストの、足に血が滲むまで歩けの命令は全く同じシーンの映画が他にあったような
少し無理やり
「X-MEN」3部作で完全に主役なウルヴァリン。
彼は突然プロフェッサー達と知り合うが、それ以前はどーしていたのか、何でそーなってるのか、という話。
「X-MEN」ではキャラは沢山いるのに誰も感情移入しにくいのは、キャラの背景がちょっとしか分からないからだからだと思う。
(アベンジャーズはキャラ一人一人が1つの映画になってるから、その差は歴然)
しかしこの作品で、ウルヴァリンの「独立した」人気が確定した訳で、観客みんながプロフェッサーやジーンがウルヴァリンの頭に手をかざした様な感覚になる。
アクションとか人間関係プラス、話の捻りもそこそこあって満足度は結構高い。
ただラストは少し無理やりな人物たちの登場だなあ。
かなり高齢なんですね!
本当の父親を殺してしまったジェームズは兄のビクターとともに南北戦争、第二次大戦、ベトナム戦争を戦ってきた。150年以上なのだ・・・ベトナムでは上官を殺し、銃殺刑となるが、二人は銃じゃ死ねなかったのだ。その二人をストライカー少佐(ダニー・ニューストン)が特別部隊“チームX”にスカウトする。ミッションをこなしていくうち、殺し屋稼業がいやになったジェームズはチームを抜ける。6年後、カナダの山奥で普通の女性ケイラ(コリンズ)と暮らしていたが、かつての仲間が次々と殺されたと報告するためストライカーが訪れた。犯人は兄ビクター。ついにケイラまでもがビクターの毒牙に・・・
教師をしていたケイラだが彼女もまたミュータントであり、触れれば相手を操ることができる能力があった。恋は盲目という言葉がピタリとくるほどジェームズ=ローガンは彼女の能力が気にならないほど。そんなケイラが殺されたと知り、ローガンはビクターを殺すため、ストライカーが勧める超合金アダマンチウムの骨格改造手術を受け入れるのだ。ストライカーの狙いはミュータントキラー軍団を作ること。『X-MEN2』でも悪役だったストライカーだが、このスピンオフで彼の素性が明かされるという仕組みになっている。
ストーリー的には兄弟の確執もあり、恋物語もあり、スリーマイル島での実験室なんて設定も面白い。さらにケイラは生きていて、ストライカーに利用されてただけ。序盤に登場したウェイド=ウェポンXIがクライマックスで対決!さらにビクターは実際にはケイラを殺してなかったとを知り、確執も休戦状態となってローガンとビクターが共に戦うというシーン。なんだかこのシーンは凄い。
誰が一番悪いんだ?などと考えてたらキリがない。まぁ、ストライカーなんだろうけど・・・それにしてもビクターが最後に兄弟愛を見せてくれた。そして、記憶喪失になった経緯。サイクロプスとなるスコットが高校生となって登場するお楽しみもある(役者は違う)し、ラストでチャールズ・エグザビアが登場する程度で、1作目から3作目までとはそれほど繋がりは深くないけど、その点だけは悲しいほどだった。
ローガンとは
酷評してる人もいますが、いうほど悪くはないと思います。確かにいくらか変なところはあります。でも、オリジナル3部作と比べれば話も映像も完成度が高いです。
このあと「SAMURAI」とかいう駄作に続くことを無視すれば、なかなか良いのではないでしょうか?
現代の意味は「X-MENゼロ ウルヴァリン」(邦題とは逆)なので、ほんとは制作サイドとしては他のキャラもつくりたかったのかなぁと勝手に想像してます。
唯一気になってしかたなかったのは、ローガンって誰?最初ジェームズだったはずなのに、カナダに引越してからなぜかストライカーはローガンと呼んでたよ?
ローガンの過去
X-MENシリーズの堂々たる主役、ウルヴァリンの誕生譚。
彼の過去に何があったのか?
なぜ記憶がないのか、ストライカーとの関係、アダマンチウムの骨格の秘密、など。
そこに加えて、セイバートゥースとの衝撃の関係。X-MEN一作目でセイバートゥースが妙にウルヴァリンのネームプレートを気にしていたが、こういう理由があったのかと納得。
ウルヴァリンの成り立ちをすっきりさせてくれた。
その一方でミュータントであるという苦悩は、だいぶ弱まっている。
単に兄弟喧嘩。それに周りの人が絡まってる。
そんな映画になってしまってる。
楽しかったが、X-MENたる所以は?
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