劇場公開日 2008年3月15日

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ノーカントリーのレビュー・感想・評価

全144件中、21~40件目を表示

4.0死は突然にやってくる…。

2022年7月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

北野武作品を彷彿とさせました。
静寂のなかから、突発的な死が訪れる。暴力的表現がより一層強調される。

殺し屋シガーを演じるハビエルバルデムは本当に死神のようだ。一方、なんとかして生き延びようとする、血気盛んなルウェリンモス。この二人の静と動の対比が、死の恐怖を引き立たせている。

「死」は日常に溢れていて、いつどこで訪れてくるのかわからない。それがただただひたすら怖い。

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shin

3.0終わり方が。。

2022年5月8日
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鑑賞方法:VOD

予備知識ゼロで鑑賞。バートンフィンク同様、解説を読んで納得する系なのかな? いまいち終わり方が腑に落ちなかったので、これよりレビュー巡礼に参ります。

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mojimizu

3.5ここ最近で一番

2022年5月1日
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殺し屋役のハビエル・バルデムが最高!「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」にも出てた。
話もシンプルだがこれで良い!もういっかい観たい。あの空気圧縮機みたいなのが最高。

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aaaaaaaa

4.0すごい緊張感

2022年4月29日
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鑑賞方法:VOD

「こんなに面白かったとは!」、それが一番の感想です
とにかく緊張感がすごい!
ハビエル・バルデム演じるシガーに追われるのはターミネーターに追われるのも同じでした
ジョシュ・ブローリンには、あんなヤバいやつに追われてるのだからサッサとお金を諦めたら良いのにとしか思えませんでした
髪型だけでも普通じゃないとわかるハビエル・バルデムの目、あれがホントこわかったです
登場のシーン、なかなか忘れられそうにありません
トミー・リー・ジョーンズがしっかり締めくくってくれると思ってたらあのラスト、でもあんなラストが余韻を続かせてくれて良かったと思います

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小町

5.0やられた

2022年4月17日
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鑑賞方法:VOD
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え

3.0ハードル上げたせい

2022年4月10日
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鑑賞方法:VOD
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ジャーニー

2.5よくわからなかった

2022年4月4日
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鑑賞方法:VOD

難しい

理解力がないので、いまいちよくわからなかった。
トミー・リー・ジョーンズが素晴らしかったぐらいしか、わからなかった。

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seiyo

3.5趣味:追跡と殺人

2022年3月14日
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鑑賞方法:VOD

以前一度観たけど、そろそろ内容忘れてきたので再視聴。
いや~、最悪最強の殺人者ですね。
履歴書に「趣味:追跡と殺人」って書いてあるな、きっと。

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キブン

3.5狂気的な静寂

2022年1月23日
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興奮

知的

とにかく息を潜めるような静かな場面が多く、娯楽として観るには不向きな作品、個人的にはとても好きです。

初めて観た感想としては数年後に2回目を観なきゃいけないなという感情が沸々と湧き上がるような、とにかく作り込みが凄い映画。
セリフが特に少ない分発せられる言葉の端々には行間まで計算された意図が組み込まれているのを感じやすかったです。

娯楽映画というよりは芸術映画寄り。
久しぶりにこの手の映画を観た気がしました。

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マッキー

4.0大変マニアックな映画

2021年12月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

映画通にはぜひ見てもらいたい映画だが一般的な映画ファンにも是非。難解ではあるが大変見やすい映画となっている。一見矛盾しているが見て頂けたら分かるし見る価値はある。イエーツの詩の一編が物語のヒントのようだが、イエーツを含めヴィトゲンシュタイン、プルーストがベースに有るときは理解するのに時間が掛かってしまう。キャスティングの序列がヒントであろう。

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mark108hello

3.5目が離せない。

2021年10月30日
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淡々としていて、音もなく、静かに深く細部に恐怖を感じる疲れる作品の一つ。なのに目が離せない離しちゃうとわからない作品

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大粒 まろん

3.5子供の頃は理解できなかったなぁ

2021年9月9日
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うりー

3.5理不尽と不条理の国

2021年8月28日
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超バイオレントなお伽話みたい。または血まみれの落語のような。
なんだかよくわかないけど、なんだか引き込まれる。
血と暴力の映画なのに、トーンは乾いててライト。
腑には落ちないけど、世間の理不尽さを象徴してるようなハビエル・バルデムの謎の男には妙に説得力があり、あの顔で持ってるようなとこがある。
つまり、一種のアイドル映画のような…(ごくり)。

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ipxqi

5.0サイコパス映画の金字塔。

2021年8月23日
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怖い

興奮

まさにサイコパス好きの為の映画です。
最後まで飽きることなくスリルを楽しむことができます。
これまでに自分が勝手に持っていた映画ってこうあるべきだよね、という価値観を壊してくれる映画です。
そして全員演技上手すぎる。日本の役者には出来ない演技です。

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FUNAO

4.0あっさり淡々とコーヒー片手に静寂を楽しむ傑作

2021年8月4日
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泣ける

最後の場面にあやかって、コーヒー片手にゆっくり見る作品だなと思いました。あまりにも登場人物の起承転結があっさりとしていたり、淡々と田舎である舞台と登場人物が映し出されるシーン、そして何より全体通してあまり盛り上がりに欠けるなどから苦手な人は苦手な映画だなと思いました。個人的にこういう静かな映画が好きなので結構楽しめました。まだ学生の自分には早かったかもしれないけど、色々考えさせられました。人生を見つめ直すにはまだまだなんですけどね(笑)。コーエン兄弟ですが、コメディ色の強い映画監督のイメージがありましたが、ガラッと印象が変わりました。コーエン兄弟なんでも行けますね。最近だとノマドランドに近い感じですが、ノーカントリーの方が僕は全然面白かったです。タイトルもグッときますね。余談ですが、当時オスカーを2分してたポール・トーマス・アンダーソンのゼア・ウィル・ビー・ブラッドと言い、本作と言い、結構暗めで渋く、静かなのに暴力的な映画が多かったのもちょっと面白いです。確かにノーカントリーが作品賞、監督賞の受賞で納得かなっていう印象でした。

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松本一輝

5.0ほとんどすべての人に過酷な国

2021年7月22日
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redir

3.5原題

2021年7月13日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

知的

コーエン兄弟の傑作サスペンス。ハンティング中に麻薬取引に出くわした男。死体横たわる現場で200万$ゲットするが、ヤッベェおかっぱ悪党とBOSSのおじさんに追われて、さぁ大変というお話。しれっと終わってしまい、あれっ!なんか終わってしまったぞ。と、思って何度もリピート。それでもわからんので、考察を読んでみたら、原題『No Country for Old man』に隠された意味が。やっと腑に落ちた。

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movie freaks

4.0こんな殺伐とした国なんて・・・やっぱり地球人は理解できない。

2021年3月24日
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鑑賞方法:映画館

 「私は宇宙人ジョーンズ。シェリフをしながらこの惑星を調査している」と、最近のトミー・リー・ジョーンズでは見せなかった宇宙人らしさが出ていた。もっとも、宇宙人とバレちゃいけないのでこんなセリフはないのですが、危険に晒されているモス(ジョシュ・ブローリン)の妻カーラ(ケリー・マクドナルド)に対してわけのわからない牛話をするなんてのは宇宙人そのものだ。

 最近、今更集めてもコンプリートできるわけじゃないのに、ミニカーがオマケについてる缶コーヒーのB○SSを飲むようになったのですが、甘くて死にそうです。まぁ、1週間前に淹れたコーヒーよりはマシですが・・・などと考えているうちに、コーヒーやミルクを飲むシーンはあっても酒を飲むシーンがなかったので、本当はノーカントリーじゃなくてノーサントリーにしたかったのじゃないか?と疑念がよぎってしまう。終盤は「肩に弾が当たった」という台詞が象徴するように肩透かしを喰らったように感じる方も多いと想像できるし、慌ててカンヌに間に合わせたかったんじゃないかと思わせるほどの展開。でも、ノーエントリーのままじゃいけないし・・・

 老人には住みにくい国だという原題の意味。時代はいつの頃なのか?と映画に集中していると、「1958年製造のコインが22年旅をして・・・」と算数の計算をさせられる。老人には暗算は厳しいんじゃよ!!と、嘆きつつも、酸素ボンベを持ったハビエル・バルデムの冷酷な殺し屋ぶりに神経がピリピリさせられる。家に押し入る時には容赦ナシ!シリンダーごと圧縮空気でぶっ飛ばすのだ。「何しりんだー?!」などと叫ぶ暇もなく被害者はどんどん増えてゆく・・・

 恐怖と緊張感の連続がありながらも、コーエン作品らしく意味のない台詞にクスリと笑わせられる。また、妙なこだわり・・・新しい白のソックスが好きなモスや靴下を叩きつけるように脱ぐシガー。パイプが多いテントを買って武器にするんじゃないかと思わせて、鞄を引っ張るためだけだったり。人の服を買うところは対になっていたけど、とにかく登場人物の行動が興味深いのです。そして、洒落た音楽は一切排除して、効果音にも異常なこだわりがあったように思える(たとえば、冷蔵庫を開けて、ジーっと電気音がするとか)。

 とにかく殺しがいっぱい。シガーは精神異常というよりも、人の命の重さだけがわかっていないのでしょう。それは自分に対してもそうであり、受けた傷が大きくても、ターミネーターのように自分で治療してしまうくらいなのです。一方、偶然200万ドルという大金を手にしたモスには、水を飲ませてやるという仏心によって不幸が始まった。米国が戦争の道を突き進んだために凶悪犯が増えた必然に比して、ちょっとした善の心によって凄惨な殺し合いに巻き込まれるという、なんとも皮肉な描き方!小市民な者としてはモスの気持ちが十分に伝わってきましたけど・・・やっぱり終盤が・・・

【2008年5月映画館にて】

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kossy

3.0命の無駄遣い

2021年3月5日
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鑑賞方法:VOD

命の無駄遣い、それは
ギャングも戦争も一緒か?
サイコパスが次々と非情に人を殺していく様は
悪魔の所業としか…
なにせ気持ち悪くて怖かった
BOSSのおじさんがいたからまだ画面、時々救われたけど
気の休まらない娯楽映画どしたわ、、、

平和な日本で生まれ育つと
麻薬にも銃にも退役軍人にもギャングにも馴染みがないので
やはり洋画の世界観、憧れないけどねぇ

終わってから気が付いたんだけど
あれほど恐ろしい不気味なサイコパスは
それでも恋するバルセロナのあの色男と同一人物
なのね…………ショックだわ、、、

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mamagamasako

5.0犯罪と人間の本質についての一考察

2021年1月10日
PCから投稿

観たの忘れて何度か目の鑑賞
背骨の苦痛を我慢しながら、犯罪心理学の本をたまたま読んでいた。
デフォルメされた犯人像だけど、殺人犯の特徴を見事に再現している。
最初は気付かないが、犯人が被害者を支配しようとする、例外なく、そんなところが手に取るようにわかる。
そして、破天荒のようで、計画的で緻密な行動。
実はわからないようで、わかる犯人像、近場で考えたら豪雨の中でサンダルで徘徊する奴ですよ。
被害者も、どちらかと言えば、訳あり、巻き添え食う人も無防備です、他山の石としなくては。
何度か目だと、セリフの妙味や間合いの素晴らしさが群を抜く。
展開も全て知るのに最後まで目が離せない。
多分犯人は、じわじわと天罰を受けながら死んでいくのだ‼️
でないと、もし、神様がいるなら、神様を赦してやらないから。

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アサシン5