エンター・ザ・フェニックス

劇場公開日:

解説

ジャッキー・チェンの製作総指揮のもと、香港映画界の“小四天王”の一人として活躍するスティーブン・フォンが映画監督デビュー。香港マフィアの跡継ぎ問題をユーモラスに描くコメディ・ドラマ。主演は「ドラゴン・プロジェクト」のダニエル・ウー。

2004年製作/104分/香港
原題:大[イ老]愛美麗 Enter the Phoenix
配給:エスピーオー
劇場公開日:2006年6月3日

ストーリー

香港黒社会の二大勢力を仕切る洪一(ユン・ピョウ)は、組織が解散の危機に陥った時に息子のジョージを香港から追放する。十年後、放浪の旅の末、ジョージはタイでルームメイトのサム(イーソン・チャン)と暮らしていた。そんな中、洪一がこの世を去り、部下であるハチとキンの親子がジョージを訪ねてきた。ひょんなことからサムをジョージと勘違いした2人は、サムを次世代の首領として迎え入れようと計画する。黒社会での成功を密かに夢見ていたサムは大喜び。裏の世界と距離を置きたいジョージはサムの偽装を黙認し、付き添いとして香港に戻ってくることになる。そして、ジョージのある秘密を知るハチとキンは、サムの警護に当たるのだった。洪一の葬儀の日、敵対する組織の首領である雷輝の一番弟子・チャウ(スティーブン・フォン)は後継ぎを失脚させようと罠を仕掛けるが、あえなく失敗する。一方、サムは雷輝の娘ジュリーにひとめ惚れして、二つの組を統一すべく仕組まれた策略結婚が着々と進められるのだった。ジョージは組織を嫌うジュリーの姿を見て、10年前の自分とダブらせて彼女に同情する。そんな彼にジュリーは恋してしまい、結婚式前夜に彼に想いを打ち明け、事態は三角関係へと発展。さらに、ジョージの隠された秘密を掴んだチャウが彼らの前に現れた。3人の恋の行方と組織の運命はどこへ向かうのか?

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