劇場公開日 2006年3月4日

SPL 狼よ静かに死ねのレビュー・感想・評価

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2.5正義とは

2021年10月21日
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因果応報、自業自得。
結果誰も幸せにならない嫌な終わり方。

遂にSPLの一作目を見ることができました。ストーリーはともかく、アクションは一級品。
ドニー・イェン、サモハン、ウー・ジンのアクションがヤバい。

SPLシリーズの中だと二作目のドラゴン・マッハが一番好きかも。

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カミムラ

4.0ドニー伝説の始まり

2020年7月1日
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自粛中色々観返した作品の一つ。
ま、そんな方沢山おられるでしょうね。

何度も観てるがやはり面白い。
壮絶なアクションと無情なストーリー。
観てスカッとするアクション映画ではないんだが、何度も観れる面白さが有る。

公開当時の香港映画界はゴールデンハーベストが倒産する程チカラを無くしていた時期で、ジャッキー映画以外海外に売れる作品がほとんど存在しない状態った。
そんな状況を打破すべく、俺達で「男たちの挽歌」を超えるアクション映画を創る!
と集められたスッタフとキャストたち。
そういえばカンフーにMMAを採り入れたおそらく最初の作品だ。

監督のウィルソン・イップは当時「スパイチーム」くらいしかヒット作が無かったはずだし、ドニー・イエンは実力が認められていながら(ドラマ「精武門」で認知度は上がっていたが)ヒット作には恵まれてなかった。
ウー・ジンは第2のジェット・リーと云われながら第2の存在のままっだった。

この作品は監督とキャストをそれぞれスター監督、スター俳優に押し上げ、ネオ香港ノワールとも云われるジャンルを創り出した。
この作品のヒットがなければジョニー・トー作品がいま程の知名度を得る事は無かっただろうし、ハリウッドリメイクされた(日本でも)「インファナル・アフェア」が世に出る事も無かったかもしれない。
そして考えたくもないが「イップ・マン」シリーズが生まれなかったかもしれないのだ!

ま、ウー・ジンにかぎってはこの作品の影響が強すぎて童顔のイケメンなのに悪役が続く事になってしまったが…。

監督と俳優には運命的出会いがある。スコセッシとデニーロ、ロバート・ゼメキスとトム・ハンクス、キャメロンとシュワルツェネッガー、等々。

この作品もウィルソン・イップ監督とドニー・イエンがそんな運命的な出会いをはたした記念すべき作品として、多くの人に観て戴きたい。
いよいよ「イップ・マン完結」の公開も始まりました。このシリーズでしかドニーを知らなかったりする方は是非とも知って欲しい作品。

改めて、
スカッとはしないが、オススメ。

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MAKO

2.5みんな自業自得 笑

2019年6月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

 ドニーさん、主役っぽくないなーと思ってたら、最後にイッキに持っていきましたね。アクションシーンは少なかったけど、見ごたえはあった。特に、最後に、マーvsジェット〜ポーのシーンは◎。
 一方で、ストーリーはろくなもんじゃなかった・・以外、全員私利私念で動き、汚い手段を平気で使う。それでも、正義面している感じが、なんとも腹立たしく、誰にも感情移入できなかった。全員の家族との繋がりを演出してたけど、彼らへの嫌悪感を和らげる白々しい演出に感じた。唯一、マーには正義感を感じたけど。

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かつ