トンネル(2001)

劇場公開日:

解説

東西冷戦下、ベルリンの壁の下にトンネルを掘り、自由を勝ち取った人々の実話を基に描いたサスペンス・アクション。監督はこれが日本初公開作となるローランド・ズゾ・リヒター。出演は「逢いたくてヴェニス」のハイノー・フェルヒ、「CLUBファンダンゴ」のニコレッテ・クレビッツほか。2001年モントリオール国際映画祭観客賞、同年パーム・スプリングス映画祭最優秀作品賞、同年ドイツ映画祭(ロサンゼルス)観客賞受賞。

2001年製作/167分/ドイツ
原題:Der Tunnel
配給:アルシネテラン
劇場公開日:2002年4月13日

ストーリー

1961年。東ドイツの水泳選手ハリー(ハイノー・フェルヒ)と親友マチス(ゼバスチャン・コッホ)たち4人は、危険をくぐり抜け西側へ脱出する。そして、ハリーの妹ロッテ(アレクサンドラ・マリア・ララ)やマチスの妊娠中の妻カロラ(クラウディア・ミヒェルゼン)ら、東側に残してきた愛する者たちを呼ぶために、建設されたばかりのベルリンの壁の下にトンネルを掘るという無謀な計画を思いつく。極秘に作業を進めていた彼らだったが、まもなく東ベルリンにいる恋人との再会を願っている女性フリッツィ(ニコレッテ・クレビッツ)らが参加。一方、カロラはお腹の子の安全を引き合いに出され、国家保安省のクリューガー大佐(ウーヴェ・コキッシュ)のスパイになっていた。そんな東側の事情を知らず、妻を案じるマチス。やがてフリッツィの恋人が、ベルリンの壁を越えようとして射殺されるという悲劇が起こる。絶望したフリッツィは、ハリーの優しさに助けられた。そして当初からの予定の9ヵ月。トンネルは完成し、いよいよ大人数の脱出開始。カロラは逃げられなかったものの、彼女が産んだ息子は見事運ばれ、計画はほぼ成功するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.5壁のある生活

2013年12月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

興奮

幸せ

違う国に占領されたベルリンにいきなり壁が作られる。生活が制限される。それを自力で乗り越えた人々の話。
自分がやらねばと強く思う。

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カサ

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