ポール・グリーングラス監督がベルリンの壁を題材にしたドラマを映画化
2014年10月30日 11:10
[映画.com ニュース] 「キャプテン・フィリップス」のポール・グリーングラス監督がベルリンの壁を題材にした実話を映画化することになったと、バラエティ紙が報じた。
制作会社FilmNationは、グレッグ・ミッチェル著のノンフィクション「The Tunnels」の映画化権を獲得。ベルリンの壁が崩壊する1989年以前に、西ドイツからトンネルを掘り、東側に取り残された家族や恋人を脱出させることに成功した人々の迫真のドラマが綴られる予定で、この実話はドイツ映画「トンネル」(2001)で一度映画化されている。
ハリウッド映画版では、「プライベート・ライアン」や「ミッション:8ミニッツ」のマーク・ゴードンがプロデューサーを務め、グリーングラス監督がメガホンを握ることになる。ドキュメンタリー畑出身のグリーングラス監督は、「ブラディ・サンデー」や「ユナイテッド93」など実話をもとにしたサスペンス映画を得意とするため、最適のプロジェクトといえそうだ。