D-TOX

劇場公開日:

解説

隔絶された雪深い施設を舞台に、警官ばかりを狙う猟奇殺人犯と恋人を殺された刑事の死闘を描くポリス・アクション。監督は「ラストサマー」のジム・ギレスピー。製作は「チェンバー/凍った絆」のリック・キドニー。原案・脚本は「マーキュリー・ライジング」のロン・L・ブリンカーホフ。撮影は「ボーン・コレクター」のディーン・セムラー。プロダクション・デザイナーは「8mm」のゲイリー・ウィスナー。音楽は「シュレック」のジョン・パウエル。出演は「ドリヴン」のシルベルター・スタローン、「クッキー・フォーチュン」のチャールズ・S・ダットン、「チェルシーホテル」のクリス・クリストファーソン、「トム・ベレンジャー in 処刑岬」のトム・ベレンジャー、「ブルート」のポリー・ウォーカー、「不滅の恋 ベートーヴェン」のクリストファー・フルフォードほか。

2002年製作/96分/アメリカ
原題:D-Tox
配給:UIP
劇場公開日:2002年4月6日

ストーリー

警官ばかりを標的にする連続猟奇殺人が発生。事件を担当するFBI捜査官ジェイク・マロイ(シルベルター・スタローン)は、手かがリをまったく掴めず、同僚、そして恋人をも犯人に殺される。愛する者を失った痛手から酒に溺れ、廃人一歩手前となったジェイクは、警察官専用の療養施設“D-TOX”に収容される。そこには、優秀であるがゆえに精神のバランスを失った警察官9名が患者として収容されていた。吹雪の夜、そのうちのひとりが自殺する。そしてひとり、またひとりと不審死が続き、ジェイクはあの事件の犯人がD-TOX内に潜入していると直感する。そして、犯人が自分の命を狙っていることも。だれが犯人なのかも分からないまま疑惑は膨らみ、D-TOX内に疑心暗鬼の空気が流れる中、女医ジェニー(ポリー・ウォーカー)の助けを借りて一歩一歩核心に近づくジェイク。そして犯人は、ロンドン市警から来たスレイター(クリストファー・フルフォード)だった。犯人は、本物のスレイターを殺害し、彼に成り代わって“D-TOX”に収容されていたのだった。襲い来る犯人と死闘を繰り広げ、遂に倒し、ジェイクは恋人の仇を討つのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

2.0うむー、リハビリ施設がー。

2022年8月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

何故恨まれているか分からない感じだったなぁ。相棒が、気付いてくれて良かったね。
追記 ロバートパトリックって、ターミネーターの人だったのかー。ドラマのスコーピオンでよく見ていたオヂサマ♪

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ケイト

3.5この頃のスタローン

2022年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

怖い

興奮

2002年の作品。
こんな映画に出てたのか、という感じ。
主演のスタローンの他にトム・ベレンジャー、ジェフリー・ライト、ロバート・パトリック、スティーヴン・ラングなど、なかなか豪華キャストだと思うんだが、アメリカ本国でも限定劇場公開されたのみだそうだ。
どういう理由があったんだろうか。
2000年代のスタローン作品、あんまり観てないなあ。

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ヒックス伍長

3.5悩む生真面目スタローンも、ええんちゃう⁈

2022年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

難しい

何故か似非関西弁タイトリングすみません。

何が言いたいかと言うと、いつもと少しだけ雰囲気の違う“メンタル弱い”(俺よりは強い)FBIスタローンに寄り添って物語の進行を楽しもうとする態度で観れば、この映画けっこう面白い小品だと思うんです。

尺か予算の関係か、たしかに各物語パートの導入部が夫々ちょっと強引だったり、中盤次々に10人以上出てくる男どものキャラのクセや背景が日本人の我々には分かりにくく戸惑うかもしれません。

でもね、本作は必ずしも「密室・孤立スリラー」とか「スタローンの大脱出活劇」とか犯人は誰だ!の映画ではなく、あくまで「生真面目な刑事からFBIに出世したスタローン君、メンタル病んでしまって心の旅+殺し合い」と「高機能ストーカーからの解放」のハナシなのではないかと思うわけです。思うに、実はそれが映画の冒頭部のヘンな天の声的なモノローグとすぐ後のスタローン特別捜査官のヘンな照れ笑い演技で示唆されています。ここ重要かも。

そのつもりで観れば、終わりまで観て大感動して泣いたり心臓ビックリで締め付けられたりはしませんが、けっこう要所を押さえたイイ映画だと思います。今作は他の各キャストも普段の配役イメージとは少しだけ違った演出を振られているようにも見え、それも楽しめればなかなか善きです。

D-TOXとは発音がそのまま“解毒”ですが、トラウマを負いやすい法執行機関職員の特別指定療養施設の俗称だそうです。まぁ実際には、あんな気の滅入る要塞そのものの極寒・孤立・地下収容施設では、治る病気も治らないでしょう、経営者先ず最初に気付けよとは思います。

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keebirdz
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