劇場公開日 1999年6月12日

「【海岸に流れ着いた瓶の中に有った亡き妻への恋文がきっかけとなった、心に傷を負った男女の儚い恋を描いた作品。】」メッセージ・イン・ア・ボトル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【海岸に流れ着いた瓶の中に有った亡き妻への恋文がきっかけとなった、心に傷を負った男女の儚い恋を描いた作品。】

2023年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■心に傷を負った男女が海岸に流れ着いた手紙をきっかけに出会い、愛を育む姿を情感豊かに綴る。

ー 離婚したシングルマザーの新聞社に勤めるテリーサ(ロビン・ライト・ペン)は、海岸で瓶詰めの手紙を拾う。
  亡き妻への愛に溢れたその手紙は、彼女ばかりか勤務先の新聞社でも人々の心を動かし、大きな反響を呼ぶ。
  やがて、差出人の男性ギャレット(ケヴィン・コスナー)を突き止めたテリーサは、彼に会いに行く。

◆感想<Caution!内容にやや触れています。>

・「メッセージ・イン・ア・ボトル」と言えば、私にとってはザ・ポリスの名曲である。
但し、ポリスの曲は無人島に流れ着いた男の物語である。
だが、今作を観ると、テリーサもギャレットも孤独な心を持っていることが分かる。

・二人は、一時的に近しくなるが、その時間は短く、ギャレットは仲間を助けるために海に出て命を落とす。

<結末は哀しいが、ギャレットの善性溢れる無償の献身を含め、人間の善性を謳った作品である。
 数十年後であろうが、私の家人が、万が一私より先に逝ったなら、私は魂を込めて手紙を書くと思う。それは、愛する子供達への手紙である。(嫌らしいが、財産相続を含む。)
 そして、子供達がその手紙を読むときには、私はこの世には居ない。
 私にとっての生き甲斐は、私には過ぎた家人に豊かな生活を過ごし、私と結婚して良かったと思う日々を送って貰うために、厳しき日々を過ごしているからである。
 そういう人生が有っても良いと思うのです。>

NOBU
小町さんのコメント
2024年1月1日

早速ポリスの「message in a bottle」聴きました。
バラードかと思ってたらわりとアップテンポの曲でしたね。
歌詞がギャレットの気持ちのように感じました。
教えて下さりありがとうございます✨️

小町
小町さんのコメント
2024年1月1日

NOBUさん
あけましておめでとうございます🎍
今年もNOBUさんのレビュー楽しみにしております。

小町
LaLaさんのコメント
2023年10月31日

竹野内豊さん似のイケメンNOBUさん
こんばんは(^^)/(笑)
返信コメントありがとうございました。

酔っているわりに しっかりした文章で
素晴らしいです。(≧▽≦)

これからも、ご家族様を大事になさってくださいね。
(´▽`) そして、映画もお楽しみください。

LaLa
LaLaさんのコメント
2023年10月30日

NOBUさん
共感コメントをありがとうございます。
レビューも嬉しいです。

ご家庭を大事にされているNOBUさん ですね。

メインの登場人物、それぞれ置かれた境遇が
厳しいですが。
偶然というか運命というか
出会うことになった男女の切ない物語

ラスト、 切なすぎましたね。(@_@。

LaLa