真夏の夜の夢(1959)

劇場公開日:

解説

シェイクスピア原作の幻想的な戯曲を基に描く人形アニメーション映画。監督・脚本・人形制作はイルジー・トルンカ、撮影はイルジー・ヴォイタ、音楽はヴァーツラ・トロヤン、アニメーションはボフスラフ・シュラーメック、スタニスラフ・ラータル、ブジェティスラフ・ポヤル、ヤン・カルパシュ、ヤン・アダム、ヴラスタ・ユライドヴァーが各々担当。日本語版制作はBBプロモーション。声の出演は岸田今日子、小原乃梨子、橋爪功など。

1959年製作/76分/チェコスロバキア
原題:Sen Noci Svatojanske
配給:BBプロモーション
劇場公開日:1979年7月16日

ストーリー

星のきらめく素晴らしい真夏の夜、ここアセンズの町は大公シーシアスとアマゾン国の女王ピポリタとの婚礼の準備に浮かれていた。美しいハーミアは、ディミートリアスと婚約中だったが、音楽好きの彼女は実は笛の名手ライサンダーを想っていた。一方、このディミートリアスに秘かな想いを抱き続けているのが金髪のヘレナ。しかし、彼女の気持はディミートリアスには知れていない。許されない恋に悩むハーミアとライサンダーは、とうとう手に手をとりあって夜の森へと逃げ出してしまった。あわてて後を追うディミートリアスとヘレナ。一方、町の職人たちからなる素人芝居の一団が、明日にせまった、大公の結婚を祝って上演される劇の練習をしていた。一座の人気者のボトムをはじめ一同は夜の森の中で大はしゃぎ。夜の森を支配する魔王オーベロンは、妖精の女王ティターニアに夢中だが、彼女はふりむきもしない。その結果考え出したのが、一目みた相手を好きになる魔法の香りを放つ花を妖精パックにとりにいかせることだ。ハーミアにライサンダー、ディミートリアスとヘレナ、オーベロンにティターニア、それに素人芝居の一団まで加わった夜の森に、魔法の花を持ったいたずら者のパックが戻ってきた。魔法の花の香りをかいだライサンダーとディミートリアスは、今度はヘレナに夢中、ディターニアは、なんとロバの首のボトムに一目惚れ。森の中は上を下への大騒ぎ。魔王も妖精も混って、一番鶏が鳴くまでその騒ぎが続くのだった。

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