ブレイド

劇場公開日:

解説

人間とヴァンパイアの混血として生まれてきた黒人ブレイドが、スーパー・ヒーローとして活躍するSFアクション。監督は「デスマシーン」のスティーヴン・ノリントン。製作総指揮はスタン・リー、アヴィ・アラド、ジョセフ・カラマーリ、リン・ハリス。製作はピーター・フランクフルト、ロバート・エンゲルマン、そして主演の「ワン・ナイト・スタンド」のウェズリー・スナイプス。脚本は「ダークシティ」のデイヴィッド・S・ゴイヤー。撮影は「ボディ・パーツ」のテオ・ヴァン・デ・サント。音楽は「相続人」のマーク・アイシャム。美術は「告発」のカーク・M・ペトルッチェリ。編集はポール・ルーベル。衣裳はサンジャ・ミルコヴィック・ヘイズ。共演は「バッド・デイズ」のスティーヴン・ドーフ、「ガールズナイト」のクリス・クリストファーソン、「ジョンズ」のN'ブッシュ・ライト、「アルマゲドン」のウド・キアーほか。

1999年製作/121分/アメリカ
原題:Blade
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1999年5月22日

ストーリー

ヴァンパイア・ハンターのブレイド(ウェズリー・スナイプス)は、黒人とヴァンパイアの混血として生まれてきた男。母親が臨月の時にヴァンパイアに襲われたのがその原因で、彼は己の忌まわしい運命を呪いつつ、世界制覇をもくろむヴァンパイア達を抹殺する使命に燃えていた。強敵クイン(ドナル・ローグ)も、一度捕らえて焼き尽くした。しかし検死に回されたその遺体は起き上がり、女医カレン(N'ブッシュ・ライト)の首を咬んで逃走する。仲間のウィスラー(クリス・クリストファーソン)がいるアジトで、血清を注入して彼女を助けるブレイド。そんな頃、人間社会と共存し続けてきた純血ヴァンパイアのリーダー、ドラゴネッティ(ウド・キアー)は、ブレイドの母を死に追いやった張本人であり、世界制覇の野望を持つフロスト(スティーヴン・ドーフ)に警告を与えていた。彼は古代予言書「マルガの再臨」を解読し、全能の力を得ようと企んでいたのだ。そしてブレイドは、ついに宿敵フロストと、彼らのアジトである暗黒院で対面する。しかしクインたちの攻撃により、危機一髪でウィスラーに助けられる有り様。やがてフロストはドラゴネッティを殺害し、独裁者になることを宣言した。フロストが「マルガ」を蘇らせるためには、ブレイドの血が必要だった。彼はブレイドのアジトを襲い、ウィスラーは殺された。怒りに燃え、暗黒院に乗り込むブレイド。だがそこに待っていたのは、死んだはずの彼の母親だった。動揺したブレイドは捕らえられ、儀式のために血を抜かれてしまう。フロストは、ついに「マルガ」の力を得てしまった。刀を抜いて、立ち向かうブレイド。苦闘の末、ついにブレイドは宿敵をやっつけた。しかし彼の戦いはまだ終わってはいなかった。ヴァンパイアを抹殺し続けるべく、ブレイドは冬のモスクワに現れるのだった。

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スタッフ・キャスト

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

3.0アクションはいいけど、画が弱すぎた

2024年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

寝られる

前提として
・多分二回目(字幕と吹替)。
・原作と思しきコミックは未読。
・スティーブン・ノリントン監督の他作品は未視聴。

アクション◎、あとはまぁまぁ。

まずはOP。一般人がヴァンパイアのナイトクラブに迷い込んでしまう展開。まるでホラー映画のようで面白い。それからブレイド登場。バッタバッタと敵を殺していく。
ここまでの展開の時点でかなり惹き込まれます。
しかしそこから先は余計なものがちょっと多めかも。奥深さはあるけどメインの話に影響するかと言われるとなんとも……要素だけで観ると面白いはずなんだけどなぁ……

キャラクター面では、一人一人の描き方がかなり物足りないと感じました。特にブレイドとフロスト。二人の対比がもう少し欲しかった。
ウィスラーの描き方はあれぐらいでいい。あと、ヒロインはどうしてヴァンパイアにならずに済んだのでしょうか……?そのあたりの説明も欲しかったところ。
母親が敵陣営についているという、まぁまぁ衝撃的な展開もさらっとしすぎていて、ブレイドにどういう影響を及ぼしたのかが伝わりませんでした。物足りない。

アクション面は非常に楽しめました。ブレイド(ウェズリー・スナイプス)が特に素晴らしい。ちょこちょこ小ネタを挟むのがまたかわいらしい。
欲を言えばバイクをもっと活用してほしい。せっかく出したんなら相手にぶつけるとかさ

アクション以外の演出も、描写としては良いのですが、伏線にもならずにその描写が殺されていきます。それがテーマなら面白いけどそんなわけでもないので……
フロストの情緒とか最後の方よく分からなかったしなぁ……

音楽は好み。ダンスミュージックと言うのでしょうか、ノれます。

一番気になったのは、全体的に画としての盛り上がりが無かった点です。良いな!と思う瞬間があってもすぐに過ぎてしまいます。せっかくポーズキメてるのに……
どこが物語における"転"なのかもわかりません。多分あの部分だけど、印象薄いしなぁ。
特撮とVFXには力が入ってるんだけどね……

ヴァンパイアも、日焼け止めのせいか夜に暗躍するイメージが非常に薄いです。単純に描きたいものとは違うかもしれませんが、暗闇で蠢くのがヴァンパイアの魅力では……?

逆に、ブレイドの方は安易にヒーローにせず(子供を助けるシーンはあるものの)、裏社会の抗争で暴れまわる強者として描いていたのはかなり好印象でした。

その分、終盤の血の神はもう少し衝撃的であってほしかった。裏社会の話からいきなりスケールの違う話が飛び込んでくるのだから、もっと世界観をぶっ壊してもいいはずです。巨大化とかね。決着のつけ方もあっさりしすぎだし……
そういう意味では、パールの方が衝撃的でした。でも、あいつ何だったのかよく分かんないしなぁ……原作ファンへのサプライズかしら?

ストーリーは面白いはずなのに、タメが短かったり画が弱かったりなんやかんやあったりで、アクションしか記憶に残らない。そんな作品。

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NandS

2.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

4.0感想メモ

2023年10月20日
スマートフォンから投稿
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ヒラめ

2.0血の海

2023年5月15日
スマートフォンから投稿

ヴァンパイアハンターという設定に惹かれ、鑑賞。結構スプラッタなので、自分は駄目でした💦
それでも最後まで観て、剣の扱いもカッコ良かったし、そんなに期待してなかったせいか話自体は思ったより面白かったです。。

※こちらのレビューを先に見ていれば良かった、、、(⁠-⁠_⁠-⁠;⁠)⁠

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