フランケンシュタイン恐怖の生体実験

劇場公開日:

解説

怪奇映画ファンにはおなじみのハマー・フィルム作品。監督はテレンス・フィッシャー。出演者は、ピーター・カッシング、ヴェロニカ・カールソン、マクシーヌ・オードリー、サイモン・ウォード、ソーリー・ウォルターズら撮影はベテラン、アーサー・グラントが担当。

1969年製作/イギリス
原題:Frankenstein Must Be Destroyed
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1969年8月30日

ストーリー

夜陰に乗じて田舎の古びた一軒屋に忍込んだ泥棒(H・グッドウィン)は、そこで物凄い形相の男に襲われた。その男こそフランケンシュタイン博士(P・カッシング)であった。彼はその時、オットー・ハイデック博士(J・コリア)の生首をもっていた。一方、泥棒を訊問したフリッシュ警部(T・ウォルターズ)は、急いで現場に急行したが、既に誰の姿もなかった。そのフランケンシュタインは、アンナ(V・カールソン)が経営する下宿に滞在することになった。そして彼女と恋人のカール(S・ウォード)を脅して恐るべき実験の手伝いをさせた。その実験とは、狂暴な精神患者ブラント(G・プラウダ)の脳を、リヒター教授(F・ジョーンズ)に移植することだった。狂気以前のブラントの豊富な脳外科の技術が博士には必要だったのだ。脳手術は成功した。そして、ブラントの妻エラ(M・オードリー)の疑いから逃れた博士達四人は、人里離れた地に移った。そこで博士は、ブラントの脳を持ったリヒターを喋らせるのに懸命だった。又、アンナとカールは博士の許から逃れようとしていた。ある日、遂にリヒターは逃亡し、エラ・ブランドの家へ侵入した。やがて、跡を追って来た博士との間に、凄まじい死闘が始まった。いつしかその家を包みこんだ炎の中へ、二人の姿は消えて行ってしまった。

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