バックファイア(1987)

劇場公開日:

解説

夫殺しを企む人妻と彼女に近付く謎の男の姿を描くサスペンス。製作はダントン・リスナー、監督はギルバート・ゲイツ、脚本はラリー・ブランド、レベッカ・レイノルズの共同、撮影はタク・フジモト、音楽はデイヴィッド・シャイアが担当。出演はカレン・アレンほか。

1987年製作/アメリカ
原題:Backfire
配給:東映クラシックフィルム
劇場公開日:1988年10月29日

ストーリー

ベトナム戦争の後遺症に苦悩する資産家ダニー(ジェフ・フェイヒー)と結婚したマーラ(カレン・アレン)は、幼なじみで愛人のジェイク(ディーン・ポール・マーティン)と共謀して、彼を自殺に追い込もうとするが、結局計画は失敗に終わり、ダニーは植物人間として生き続けることになる。彼の世話は義姉ジル(ダイナ・マノフ)に任せきりで遊び歩くマーラは、流れ者のリード(キース・キャラダイン)という謎の男と酒場で出会い、2人は愛人関係に陥った。ところがそんなある日、ジェイクの遺体を発見したマーラはいつしか自分に夫に仕掛けたのと同じ殺しの報復が向けられているのに気づき半狂乱の末にリードに夫を殺すように頼む。ところが死体となって発見されたのはリードの方で、恐怖に戦くマーラは銃を暴発、大火傷を負い狂ってしまう。実はこれはリードとジルの仕掛けた芝居で、ベトナムでダニーに助けられたリードの、マーラに対する復讐だったのである。

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