劇場公開日 2018年2月17日

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太陽がいっぱいのレビュー・感想・評価

全60件中、1~20件目を表示

4.0パトリシア・ハイスミス

2024年1月7日
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鑑賞方法:映画館

興奮

20数年前にリバイバル上映で鑑賞し、地中海とアラン・ドロンの美しさが印象的に残っていました。後に地中海に旅行で訪れた際にヨットがたくさんあって、映画で観ていた通りだと感動したのです。そして、お正月に帰省した際に改めて父と一緒に再鑑賞。

本作の魅力はやはり、地中海とアラン・ドロン、ニナ・ロータの音楽につきますね。ストーリーも分かりやすいですし。

ところが、本作の原作がパトリシア・ハイスミスであれば話は変わってきます。

町山さんによると、本作がゲイ作品だと一番初めに解説したのが淀川先生だったとのこと。だから、本作は所々に同性愛の隠喩があると。

パトリシア・ハイスミス原作『キャロル』は直喩なので分かりやすいですが、本作の隠喩は全然分かりませんでしたね。同性愛について、現代は直接的な表現が出来る社会にはなりましたが、当時は絶対に不可能だったと思います。

そんな風に本作を鑑賞すると、トムの大胆な行動の裏にはフィリップに対する大きな性衝動があったのではないかと、思いました。

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ミカ

4.0トム・クルーズと異なり、アラン・ドロンには内面の影が…

2023年12月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何十年ぶりかの鑑賞だったが、
話の骨子としては、裕福な友人を殺害して
彼になりすましたものの、
思いがけない事態から犯罪がばれると言う、
単純なストーリーの記憶だった。

しかし、ヨット上の殺人が
展開の1/3にも達しない段階で起きることや、
第2の殺人が行われること等は
すっかりと忘れていた鑑賞の中、
男女二人が恋愛関係にある上での
別の男性が加わるクルージングの設定や、
なりすましの過程や殺害後の後始末等、
また、ロープがスクリューに絡まってままで
航海出来たのだろうか等々、
無理くりさを感じないこともなかったが、
最初の殺害後の細かいアクシデントと
その対応の連続など、
承知の結末までどう展開するのだったろう
かと興味深く鑑賞した。

さて、アラン・ドロンはトム・クルーズと
同じような二枚目俳優なのだろうが、
トム・クルーズと異なり、
アラン・ドロンは全ての作品に共通して、
内面の影を感じさせる特異な美男子俳優
だったと、今回の鑑賞で改めて感じた。

ところで、ニーノ・ロータには
フェリーニの「道」をはじめとして
「ロミオとジュリエット」「ゴッドファーザー」
等のたくさんの映画作品で、
美しいメロディを堪能させて頂いた。
しかし、彼は、
この映画のメロディは好きでは無いそうで、
御自身のベストアルバムにも
入れていない位だ。
一方、私が特に好きなのは、
むしろこの作品のメロディなのだが、
それでも他の映画作品同様に、
この作品のテーマソングでも途中挿入される
ガチャガチャフレーズが好きでは無く、
私にとっては困った映画音楽作家ではある。

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KENZO一級建築士事務所

3.0アラン•ドロン

2023年12月3日
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りか

5.0ラスト

2023年8月23日
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のインパクトがすべて

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だーすべいかー

5.0アラン・ドロンの魅力がいっぱい‼️

2023年6月26日
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泣ける

悲しい

興奮

「太陽がいっぱい」と「冒険者たち」、この2作の名作フランス映画でアランドロンの存在は、私の中で永遠のものとなりました‼️とにかくこの作品でのアランドロンは美しい‼️しかもこの映画でスターになるぞという野心がミエミエで、そのグリーンの瞳が妖しく輝いていた‼️それが金持ちの友人を殺して成り代わろうという役柄に見事にハマッていて、ゾクゾクさせられます‼️モーリス・ロネに食事のマナーで馬鹿にされ、炎天下の海でボートに取り残され、コンプレックスと恥辱と嫉妬と羨望にかられて、チラッとモーリス・ロネを見上げる暗くて傲慢な目‼️ラストの全てを成し遂げたつもりでみせる安堵した表情、名前を呼ばれて不安そうに顔を曇らせる、だが、ただの電話呼び出しらしいとわかって笑顔に戻る‼️やってることが邪悪なのに、なんとも子供っぽい無邪気な笑顔‼️もうホントにスターの中のスターですよね‼️このアラン・ドロンのトム・リプレーはもちろん、放蕩息子を嫌味に演じるモーリス・ロネのフィリップ、妖精的な魅力を醸し出すマルジュ役のマリー・ラフォーレらツボにハマったキャスティングが素晴らしいですね‼️そして、太陽きらめく海上での殺人、地中海の波に揺れるヨットが主人公の不安な心情を表現していたり、サインの偽造を練習したり、指紋をすり替えたりするシーンとか、ルネ・クレマン監督の映像テクニックは名作「禁じられた遊び」を凌駕しております‼️いつまでも耳に残るニーノ・ロータの甘美なテーマ曲も忘れられない‼️もう聴くだけで涙出てきちゃいますよね‼️そしてラストのどんでん返し‼️赤い糸ならぬロープが、スクリューに絡まっていたためにもたらされるこの衝撃は、何度見ても胸を締め付ける力強さを持っている‼️

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活動写真愛好家

3.5アラン・ドロンの代表作

2023年6月10日
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SpicaM

2.5母親が

2023年2月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

サスペンス映画としては、そんなに面白くはなかったです。
そういえば僕の母親がアラン・ドロン、好きだったな~。

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光陽

4.5初鑑賞だと思っていたが。。。

2023年1月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

初鑑賞のつもりで、アランドロン、天下無双のイケメンだなあと思いながら、

見ていたら、ラストで、初見ではないことに気がついた。

それくらいのラストの衝撃だった。

おそらく30年以上前の学生時代に、レンタルビデオで観たと思う。

ラスト以外は全く覚えていない。

期待してはなかったが、予想以上にいい映画だった。

引き込まれたし、中弛みもなく、作りも良かったと思う。

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藤崎敬太

5.0アラン・ドロン

2023年1月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(アラン・ドロン)は貧乏で、ちょっとだけ知っている人から、イタリアに行った息子(モーリス・ロネ)を連れ帰ってほしい、と頼まれる。
この息子は金持ちにありがちな鼻持ちならない男で、美しい彼女(マリー・ラフォレ)がいるのだが、とてもそっけなく、時には残酷だ。
主人公はこの男を殺して、なりすまそうと考え・・・。
アラン・ドロンの印象は強烈、ニーノ・ロータの音楽も切ない。

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いやよセブン

2.5ニーノロータの名曲

2023年1月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アランドロン扮するトムリプリーは、他人の金で遊んでいると言った。

ニーノロータの名曲が懐かしい。アランドロンが若いだけで中身は単なる遊び人でたかりのトムだ。ニーノロータがこの作品に関わった事を悔やんでいたと何かで見たがなるほどと言わざるを得ないな。

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重

0.5ニーノ・ロータの音楽があればそれで良い。

2023年1月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

『凄い完全犯罪だ。』って『あれさえなければ』なんて思っていたが。初見がまだガキの頃だったんだね。また、親父が横で、実況ネタバレしてくれたおかげで、当時でも、大感動とは言えなかった。
都合良くアリバイができたり、DNA捜査はまだまだの時代だろうが、指紋の事(実際に指紋の事は映画に登場する)が曖昧な事と、お金が動くからには、民事捜査はこの程度で済むはずはない。

騙されるな女性もあまりに無神経。
また、死体を運び出す時にあんなに都合良く済むはずは無い。
『クライム・サスペンスの傑作だ』とか言う方はいるだろうが、火曜○スペン○劇場なみ。
帆船にもエンジンは付いているが、犯行当時はエンジンは使っていなかったはずだ。

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マサシ

4.0とにかくドロンが究極のイケメンだということ&吹き替えがブルースウィリスに聞こえすぎた件

2022年7月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

スターチャンネルの吹き替え(テレ東の2008版)で観ました。
この映画で知名度upしたドロンの代表作にして全世界に名を押し上げた映画。とにかく究極のイケメンでこういう美男はいないだろうと思いました。
1人の貧乏と1人のリッチの青年がフェリーで揉み合いの末リッチが殺されそこからなりすまして……
一方の吹き替えではドロンの声が先述(2008年版)の事でブルースウィリスに聞こえてたのでもっと若い人を起用すればと思いました

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HIDE Your Eyes

4.0アラン・ドロンを、ただただ見つめる!

2022年7月3日
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鑑賞方法:DVD/BD
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琥珀糖

5.0名作を観賞します。

2022年3月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

ロシアのウクライナ侵攻が集結しません。

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ピエロの涙

4.0【”太陽がいっぱいだ、最高の気分だ・・”貧しき青年が、金持ちの鼻もちならない青年に成りすます企てが破綻していく様を、ニーノ・ロータの哀愁漂うテーマソングに乗せてシニカルに描いた作品。】

2022年1月26日
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鑑賞方法:TV地上波、VOD

悲しい

知的

難しい

ー 私事で恐縮であるが、今作を両親とTVで観たのは小学生高学年だったと記憶する。床に入るのはPM9:00という決まりが有ったが(その後の読書は10:00まで、許されていた。)時に、両親から誘われて、映画を観る機会が有った。
  今作もその一作である。
  正直に記すと、記憶としてはニーノ・ロータの哀愁を帯びたテーマソングと、ヨット上でのシーンと彼の有名なラストシーンのみが残っているのみであった。
  両親は、何故にこの映画を小学生だった私に”観よう”・・”と言ってくれたのか、30年振りに鑑賞し、何となく分かった気がする・・。-

<Caution ! 以下、今更ながらであるが、内容に少し触れています。>

・今作の原作「The Talented Mr.RipLey」を執筆したパトリシア・ハイスミスは、30代に嵌った作家である。
 90年代後半に、彼女の作品が一気に翻訳出版された際は、嬉しかった。
 今では死語かもしれないが”イヤミス”の先駆者である。
 特に短編集の切れ味には唸らされたモノである。

・実に久方ぶりに今作を鑑賞すると、主人公のトム・リプリー(アラン・ドロン)が富豪の息子フィリップに徐々に殺意を抱いていく様が微妙なテイストで描かれている事が分かる。
併せて、フィリップの恋人、マルジュに対する想いも・・。

・面白かったのは、彼が立てた金持ちの鼻もちならない青年フィリップの成りすまし計画を実行する様である。
フィリップの筆跡をドラフターを使いながら、何度も透かし紙に書き、確認するシーン。
パスポート写真を偽造するシーン。

<リプリーが、フレディを殺害するシーンやその後の展開などは、現在のサスペンス映画と比較すると、粗さが目立つ。
 だが、その粗さをニーノ・ロータの哀愁を帯びたテーマソングと、リプリーがラスト、ほんの束の間抱いた満足感、達成感をリクライニングチェアーに全身を委ね、陽光を全身に浴びながら口にした
”太陽がいっぱいだ、最高の気分だ・・”
と言う言葉が帳消しにする作品でもあるのである。
勿論、アラン・ドロンの美しさも含めて・・。>

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NOBU

3.0いまいち

2021年6月26日
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ジョニーデブ

5.0アラン・ドロンの妖気。

2021年2月10日
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危険な美青年の典型且つ究極と言えるアラン・ドロンの妖気。
サスペンスとして一級。
オチが強烈(ネタバレ回避)。
再見したくなったのは「リプリー」より「キャッチミーイフユーキャン」。
ディカプリオはこういう役を演りたいのだろうなあ。

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きねまっきい

2.0人間のクズ

2020年9月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

なんでこんなにファンが多いの?
なんでこんなに高評価?
ただのジャニーズ系アイドル映画ではありませんか。
演技も下手だし。

むかし観たときはその美貌にうっとりとなったアランドロン、

ところが
今回 数十年ぶりに鑑賞してがっかりだった。こんな最低野郎の人間のクズだったとはね。ダニですよ、やれやれ。

世の荒波に揉まれ、さんざん嫌な思いと辛酸に耐えてこの年齢になると
25才のアランドロンの あのどうにもならない腐った性癖が僕には我慢できません。

それでもせめてどこかに屈折した男の弱さとか内面の陰りを醸してくれれば、役者としては大したものだと思えるところを、演技力ゼロ。ただの街のチンピラで終演。
マジ切れしました。
一生ブタ箱から出ないでほしいです。

(苦笑)

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きりん

4.5永遠の名作

2020年8月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

小さいころ、テレビで見て強烈に印象に残ってる映画、アランドロンが同じ人間とは思えないほどかっこいいし、人類史上一番のと言ってもいいくらいの美青年!今とは違うアナログの時代だからこそ成しえた犯罪が主軸ですが、ファッションや俳優陣スタイル、所作、表情、セリフ、みんなかっこいい、そして内容もさることながらヨーロッパの美しい街並みや風景も見どころ、そしてなんといっても途中とラストに流れる物悲しいニーノ・ロータのトランペット、珠玉です!必見の名作であることには違いない!

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映画は大切な友

4.0今観ても面白い

2020年4月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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モビ