劇場公開日 2005年9月17日

「さすがに原作者の脚本」深紅(2005) flying frogさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0さすがに原作者の脚本

2019年1月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作がとても良かったのでレンタルで鑑賞。
キャストがみんな若い!
内山理名はちょっと違うかな、と思っていたが、見るときれいにハマっていた。
屈託のなさそうな女子大生に"スイッチが入る"瞬間を凄みがある演技で見せていた。
水川あさみはドンピシャリの役。
が、何より堀北真希!SAのトイレで鏡に向かって笑顔を作るシーンは鳥肌が立った。
惜しい人を失ったものだ(笑)(亡くなったわけじゃないけど)

微妙で複雑な心理描写が多い作品なので、映像で見せるのは難しいのでは、と思っていたのだけど、さすが原作者自らの手による脚本。張りつめた空気感が緩むことなくラストシーンまで堪能させてくれる。

ラストシーンは原作と少し変えていたんだね。
こっちの方がホッとするかな。

flying frog