M-1グランプリへの道 まっすぐいこおぜ!

劇場公開日:

解説

新たなお笑いブームが盛り上がりを見せる中、若手芸人を対象に2001年にスタートした漫才日本一決定戦“M-1グランプリ”。その“M-1グランプリ”を目指し、笑いのために全てを賭けた若者たちの日常をリアルに描いた青春グラフィティ。ダイノジ、ラーメンズ、チャイルドマシーン、タカアンドトシ、トータルテンボスなど、実際に<M-1グランプリ>を目指し、現役で活躍している注目の芸人が出演する。脚本・監督は「おぎゃあ。」でハワイ映画祭NETPAC賞を受賞した光石冨士朗。

2004年製作/95分/日本
配給:シネマパラダイス=ジェイディ・スター
劇場公開日:2004年12月4日

ストーリー

お笑い芸人を目指すべく、故郷の福岡から単身東京へやって来た磯田真之介(佐田正樹/バッドボーイズ)。偶然立ち寄った小さなライブハウスで一人漫談をする工藤寛治(大谷ノブヒコ/ダイノジ)と出会い、お笑いコンビ<ジャンピン>が結成。寛治は真之介のお笑いの素質に気づき、真之介が生きるネタを作っていく。自らを天才と名乗る自信家で頭より先に体が動くタイプの真之介と、頑固者で自分の笑いのスタイルに悩みを抱いている寛治。対照的な二人は、漫才修行とケンカと失敗を繰り返す中で、じょじょに絆を深めてゆく。彼らの周囲には、さまざまな若手たちがいた。事務所から引退勧告を受けているまったく人気の出ない肉体芸の松崎(片桐仁/ラーメンズ)、多額の借金を抱えながらシュールな笑いを切なく歌い上げるギター芸人のタカデン(樅野太紀/チャイルドマシーン)、芽が出なければ田舎に帰らなくてはならない漫才コンビ<ホンキートンク>の拓也(大村朋宏/トータルテンボス)、超陰気な性格の一人パフォーマンス友子(キシモトマイ)。それぞれの思いを胸に、笑いの頂点を目指す若手芸人たちがそこにはいた。そんな中、二人が兄貴分として慕っていた松崎が、芸の最中に事故で死んでしまう。松崎が初めてとった爆笑の渦の中での死であった。松崎のアパートを整理する二人は、一冊のネタ帳を見つける。そのノートには、『迷った時はまっすぐいこおぜ!』と書かれていた。なかなか客に受け入れられないネタに悩んでいた二人は迷いを断ち切り、「自分たちの笑い」を貫き通すことを決意する。そして、<ジャンピン>にとって初めてのM-1グランプリ予選出場が決定する。寛治にとっては、元相方が結成したビジュアル系コンビ<スピードドライブ>(タカアンドトシ)との、因縁の勝負でもあった。女子高生に大人気の<スピードドライブ>には、絶対に負けるわけにはいかない。若手芸人たちの芸と意地とプライドをかけた戦いが、今幕を切って落とされた!

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