フレンズ

劇場公開日:

解説

日本最大にして最強のパチンコ・パチスロ攻略集団・梁山泊をモデルにしたネオシネマシリーズの「ファミリー」「六本木錬金の帝王カポネ」に続く第3弾、「フレンズ」。監督は、前作で2003年度日本映画批評家大賞特別賞を受賞した山城新伍。曽根晴美が43年ぶりに主役を務める。竹中直人、松方弘樹、石橋蓮司、火野正平らが共演、攻略業界の裏の顔をリアルに見せる。

2004年製作/94分/日本
劇場公開日:2004年9月25日

ストーリー

全国制覇に向けて着実に成果を挙げている、最強の攻略精鋭集団・梁山泊。競馬の予想屋から始まった梁山泊だが、今や大幹部たち以下、社員数500名を数え、さらに打ち子800名を加えれば、総勢1300名の大規模会社にまで成長した。全国制覇のために主要都市に本部を設置し、基盤固めに余念のない幹部連たち。しかし、一枚岩であるはずの梁山泊にも、目に見えない「団結」という歯車が少しずつ狂い始めていた…。盟友・松波(山城新伍)とともに今日の梁山泊の礎を築いた男、東海本部長を務める大和田五郎(曽根晴美)。本来なら、梁山泊の社長としてナンバー2の地位が妥当である大和田だったが、彼はある事件を起こして刑に服していた。その懲役が明けたのが、今から3年前。大和田の出所を待っていた松波が、彼に用意していたのが、名古屋を基盤とする東海本部長という幹部ポストだった。松波との付き合いも一番古く、お互いに全幅の信頼を寄せていることが、改めて確かめられた証でもある。かつて大和田についていた若衆も、それぞれに大幹部となり、とりわけ大和田がかわいがっていた石橋(清水宏次朗)は社長に、蟹江(松村雄基)は総本社をも凌ぐほどの社員を抱える関東本部を取り仕切っていた。しかし、このふたりの仲たがいから、梁山泊設立以来の危機的状況が訪れるとは、誰も想像できなかった……。

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