劇場公開日 1958年11月11日

「原作は・・・面白かったはず」点と線 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5原作は・・・面白かったはず

2022年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

福岡で起きた情死事件を調べる刑事達の奮闘を描いた物語。

松本清張の名作を映画化したものです。
原作も読んでいるはずで、面白かった記憶もあるのですが、詳細は完全に失念。先日鑑賞した「砂の器」が素晴らしい出来だったので、古い映画ですがCS放送を機に鑑賞してみました。

結果、私的には面白みを感じることは出来ませんでした。
理由は幾つかありますが、時刻表を使ったトリックが映画には向かないように思います。小説なら、「読むのを中断し」、「整理し」、「考えて」・・・が出来ますが、映画ではそうはいかない。結果、ただ画面を眺めてしまう時間が増えてしまいました。

映画では高峰三枝子演じる安田亮子に焦点を当てていますが、逆に推理物の面白みを消してしまっているように思われます。
また、南弘が演じた三原刑事が、ただ正義感を振り回す熱血刑事の演出になったことも、私的にはマイナス。

当然、私的評価は厳しめです。

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よし