劇場公開日 1954年11月23日

「不倫だけど純愛。不倫だから純愛」近松物語 ねりまっくまさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0不倫だけど純愛。不倫だから純愛

2023年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

たまたま読んでいた本『教養としての映画』の中で、著者が初めて見る溝口監督作品として勧められていました。アマプラで鑑賞できたので、女優と料理人がキャンドルを交えて不倫している入る今が観るべき時に思えて鑑賞した次第です。

他の方のレビューを拝読すると、みなさん博識で監督だけでなく脚本や音楽にも言及されて賞賛されています。私は詳しいことはわかりませんが、何よりも純愛の美しさを感じれた、話そのものが大変好きでした。不義の罪で見せしめに町を引き回されている時、馬上でしばられ好奇の目線による羞恥に耐えながらも、固く握りあった手。このシーンは脳裏に焼き付くような美しさでした。

モノクロ映画に慣れていないと、観ることをためらってしまうことも自然だと思います。でも、この映画は男女を問わず全世代に観て欲しいですね。午前10時の映画祭で上映してくれたら、泣ける席を確保して鑑賞したいと思います。

ねりまっくま
talismanさんのコメント
2023年7月5日

何度も見たい映画の一つです!

talisman