劇場公開日 1993年6月5日

「3-4×10月で」ソナチネ ブロディー署長さんの映画レビュー(感想・評価)

4.03-4×10月で

2024年3月4日
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挑んだ従来の作り物の映画を捨て生の空気感作りに手応えを感じた北野監督は、本作において久石譲の音楽と色調を青で統一したことで、その世界を完成させた。作品を通して人間を描くことに成功している。たまに楽しいこともあるけど、基本的に暇で退屈、ぼんやりしてるうちに、どうせすぐみんな死ぬ。商業主義でなく映画の本質を見ている欧州で受けるのも納得。浜辺での紙相撲シーンは心に残る。

ブロディー署長