怪獣総進撃のレビュー・感想・評価
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怪獣ランドに行きたかった!
当時の子供にとっては怪獣オールスターキャストなんて興奮もの以外の何物でもありませんでした。一方、キラアク星人のコントローラーである恋人のイアリングを引きちぎった際の流血シーンにも眼を背けるいたいけな子供でもありましたな。キレイな姐ちゃんだったキラアク星人の正体が汚いイモムシみたいだったのが印象的。
『ゴジラ電撃大作戦』
を探してたのに、ないから、WIKIで探してみると、『1972年(昭和47年)の「東宝チャンピオンまつり」冬興行では、『ゴジラ電撃大作戦』と改題されている」」とあった。
なるほど、どんだけ探しても映画COMには載ってないはずやわ。
この映画を観るまで、バランとバラゴンは同じ怪獣だと、単に名前を新しく変えただけだと、ずっと思い込んでいた。
でも、この作品の中でも、この2体は、ほんの一瞬映るだけで、キングギドラとの肉弾戦には全然参加していない。ゴロザウルスやクモンガさえ参加してんのに、何してんの、あんたら!
そんなんやから、間違うんやんか!(爆)
この作品、今まで観たことがなかったこともあるが、ばかばかしい作品が多い昭和ゴジラの中でも、マシなクオリティーだと思う。
(ま、怪獣を操縦するって、意味がよくわからんけど。どうやって受信機付けたよwww)
でも、もう観ないかな。1回見れば、十分てか、バランとバラゴンが違う怪獣ってわかったのが一番大きかった。
あ、ちゃうちゃう。
一番の収穫は、小林夕岐子さんの美しさに触れたことかな
(現在のルックスは、極力見ないようにするww)
明日は、「ウルトラセブン」の第9話を観よおっと。
昭和の特撮の1つの到達点ではなかろうか?
ゴジラ第9作目。久しぶりにノリノリで東京を壊しているゴジラを観て「あ、何だかいかにもゴジラっぽい」っと思ってしまいました。最近地方巡業か多かったですが、やっぱり都市を破壊してナンボですよね!
古い作品でレトロな感じですが、観てて楽しかったですね。怪獣も沢山出てきましたし、何よりアンギラスの予想以上の活躍が嬉しかったです。キングギドラは相変わらずでしたが、多勢に無勢でフルボッコされるのはちょっと可哀想でした。
もちろんツッコミ所は多々あります。え!京子さんのピアス引きちぎった!?そりゃ痛すぎやろ!とか、秘密警察って茶色のスーツで統一してたら全然秘密になってないやん!とか。でも、そういう雑な部分も昭和テイストで味がある感じです。
個人的に本作は昭和の特撮の1つの到達点ではなかろうか?と思っています。メッセージ性がどうこうよりも観てて楽しいのが大事ですよね!
これぞザ・怪獣映画な作品でした。
アース・モンスターズ/エンドゲーム
ゴジラ・シリーズ第9作。
DVDで2回目の鑑賞。
第一次怪獣ブームが下火となり、特撮映画の動員数が低迷したことによって、東宝は本作をもって特撮路線及びゴジラ・シリーズの終了を決定していました。特撮作品の集大成を目指すべく製作され、その熱量が観客に伝わったのか、予想以上の動員と配給収入を記録しシリーズの継続が決まったそうな。
時代設定が二十世紀末と云うこともあって、登場する兵器や街並みなどに少し近未来的な雰囲気が備わっていました。
ビルの屋上に怪獣迎撃用の砲台が設置されており、第三新東京市かよ、と…(エヴァがオマージュしているのかも?)。
「ムーンライトSY‐3」のカッコ良さが堪らない。「特撮のDNA展」に再現プロップが展示されていてアガりました。
二代目特技監督・有川貞昌のダイナミックな特撮が炸裂。世界の名所が精巧なミニチュアで再現され、それを破壊していく怪獣たちの姿はまさに総決算なスケール感でした。
ゴジラが東京を襲撃するシーンで、「比率がおかしいのではないか?」と感じるところがありました。この比率だと、ゴジラの身長が20メートルぐらいになるんじゃないかしら?
そんな疑問など些事だとでも言うように11大怪獣総出演と云うお祭り状態の中、それらを華麗に捌き切った演出が素晴らし過ぎました(一部の怪獣はカメオ出演程度でしたが…)。
富士の裾野で展開されるクライマックスの大決戦はシネマスコープをフル活用したダイナミックさ溢れる名場面であり、これぞまさに集大成。しかしながらいくらキングギドラが「宇宙超怪獣」とは言え、この戦いは圧倒的不利に過ぎる。寄ってたかっていじめているようにしか見えませんでした(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2019/11/12:Amazon Prime Video
2021/12/31:日本映画専門チャンネル(4Kデジタルリマスター版)
※修正(2024/03/14)
『ファイナル・ウォーズ』は本作のリメイクでしょう
シリーズ9作目。
登場怪獣はゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラ、ミニラ、アンギラス、クモンガ、ゴロザウルス、バラン、バラゴン、マンダの11体。
地球侵略を企むキラアク星人と人類の攻防という、『怪獣大戦争』の近未来版。
監督に本多猪四郎、音楽に伊福部昭が復帰し、さながら東宝特撮の集大成。
ストーリーは先に挙げたように、『怪獣大戦争』の近未来版といった感じなので、侵略SFとして見るのが正しい。
ムーンライトSYー3は東宝特撮のメカでも根強い人気を誇り、伊福部昭による“怪獣総進撃マーチ”も映画を盛り上げる。
怪獣たちが人類の管理下に置かれ、本来の怪獣としての本能のままの行動ではないのが少々残念だが、怪獣たちが初めて海外に上陸、4大怪獣による東京襲撃など、久々に都市破壊の醍醐味を堪能出来る。
ラストは富士を舞台に、地球怪獣10体対宇宙怪獣キングギドラ。
さすがに全ての怪獣に見せ場を設ける事は出来なかったが(マンダは東京襲撃があったが、バラゴンとバランは頭数揃え、特にバランに至っては鳴き声すら無い)、アンギラスとゴロザウルスは奮闘。
アンギラスは本作で株を上げ、以降ゴジラの良き相棒となる。
10大怪獣が相手ではさすがのキングギドラも劣勢、完全に息の根を止められるのだが、まるで10大怪獣の集団リンチを受けたようでちょっと可哀想…。
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