劇場公開日 1956年3月18日

「赤線地帯」赤線地帯 KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5赤線地帯

2020年11月13日
PCから投稿

今日マチ子あえてアップにしないという演出だった。京マチ子のアップが見たかったのでとても残念だ。この映画で中での役どころは二十歳そこそこなのだが、この時、彼女は30半ばだったのでアップを連発するのにはちょっと無理があったのだろう。
ストーリーは、いわゆる赤線地帯で働く色んな女たちの人間模様を描いたものだった。 幸せになるもの不幸になるもの、どうにもならないもの・・・群像劇として描かれそれなりにインパクトのあるものになっていると思う。特にお母さんが息子に捨てられるシーンと、悪女が金づるを切るシーンは脚本がしっかり描けていて迫力があった。
京マチ子の他にも若尾文子が出てるので見どころはしっかり有ます。

タンバラライ