劇場公開日 2008年3月1日

  • 予告編を見る

「嘘つきは誰だ?」ライラの冒険 黄金の羅針盤 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0嘘つきは誰だ?

2021年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

 ライラがライアーと言われたのに笑っていいものかどうかわからず、ひょっとして“嘘つきは誰だ?”ということがテーマなんじゃないかと疑ってしまいました。ガウンの件はともかく、大人にはかなり嘘をついていたライラでしたけど、弟のように仲がよいロジャーに対しては嘘つきじゃありませんでした。身を守るため、仲間にするため、などといった正当防衛のような嘘は多用してたので、やっぱりライラがライアー?とはいえ、大人たちの嘘は悪意に満ちていましたから、それに比べれば可愛いものです。

 三部作の第一部はパラレルワールド。この世界では人間の魂が肉体の外に住み、ダイモンという動物の精霊という形で存在しているのだ。日本語ではダイモンなどと訳されていましたけど、ディーモン(daemon、demon)と発音されていました。そのため、ダイモンは悪魔なのではないかという疑問がずっと残ってしまい、特殊な用語や人物名が頭に入ってこなかった。冒頭の説明で三部構成になっていることがわかったので、もしやこの秘密が第三部で解明されるんじゃないかと第一部を見終わる前にワクワクしてしまいました・・・

 何度も見た予告編。改めて確認すると、こんなシーンはなかった!と思える部分もあり、これも続編で登場するのかな~などと想像しています。それにしても、シロクマは期待通りの迫力がありましたし、クライマックスの壮絶な戦闘シーンはさすがニューライン・シネマ、『LOTR』のクライマックスをも彷彿させるほどでした。

 とりあえずライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)の冒険なので、行く先々でハラハラさせられるシーンの連続。ところが、脆い橋を渡るシーンのように肝心な場面がカットされているような気もするし、壮大なドラマのダイジェスト版といった印象も残ってしまいます。ニコール・キッドマンの美しさにはうっとりできたけど、ダニエル・クレイグの出番は少ないし、エヴァ・グリーンの魔女軍団が助けに来てくれる理由もわからず、出し惜しみするなよ~と言いたくなってしまいました。それでも、続きに期待したい・・・

 13年経ったけど・・・続きがない!
【2008年2月映画館にて】

kossy
kossyさんのコメント
2021年7月23日

ぷにゃぷにゃさん、コメントありがとうございます。
そうでしたか・・・宗教的な理由で。
やっぱり悪魔かな?
宗教観の違いは難しいですね。

kossy
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2021年7月23日

これけっこう好きで、映画見てすぐ原作本買って一気読み、続編を楽しみにしてました。
が、宗教的なイチャモンがついたようで、企画が消えてしまったそうです。
ライラもぴったりだったし、動物がたくさん出てくるのが良かったんですが…。

ぷにゃぷにゃ