ルパン三世 カリオストロの城のレビュー・感想・評価
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全ての謎が解けた作品だった
子供頃から観ていた大好きなアニメ作品。
アルプスの少女ハイジ、母をたずねて三千里、旧ルパン三世(TV作品一作目)、長靴をはいた猫、新ルパン三世(TV作品二作目)145話と155話、未来少年コナン等々…。
そして、高校生の頃TVで『ルパン三世 カリオストロの城』を観て衝撃を受け、作品について詳しく調べてみた。バラバラだった点と点が線でつながった瞬間だった。
キーワードは宮崎駿。
何度見たか分からないくらい、この映画を見てきたが残念なことに劇場で観たことがなかった。唯一の心の残りが、これで叶います!!
手書きアニメの傑作です
ルパンのファーストシリーズを知らない私にとっては、緑色のジャケットが馴染めず、また宮崎キャラデ(丸顔)に拒絶感があり、公開当時は同時上映の「 Mr.BOO ギャンブル大将」のついでに見に行っただけの作品でした。
公開当時も評価はイマイチで、一部ではロリコン作品とか言われていましたね。
最初に見た時は、ただ「満足した」と思えるだけでしたが、その後TVで再放送を観る度に、この作品にのめり込んで行き、LD、DVD、BDと、メディアが変わる度に、ソフトを買っていました。
公開から40年が経過しましたが、今観ても色褪せない作品ですね。
手書きアニメだから出来る職人技のシーンが多々有り、今のCG時代では絶対作れない作品なのだと、今更感じました。
今後も定期的に劇場で上映してくれないかな・・。
いまさらレビューを書くまでもないけれど
最近、アルプスの少女ハイジを見終わった今の感想を言えば、ハイジの世界にルパンが転がり込んだというイメージだ。
場所はもちろん違うし時代ももちろん違うけれどもその出発点はハイジにあるように思う。
ハイジとはっきりと違うのは、水に埋まる描写。
そういうところは、宮崎駿のオリジナルと言っていいと思う。
高畑勲から抜けられない宮崎駿の苦悩が伝わる。
この映画はうける様に作った。
なるほどそのとおりだ。すべてが高畑イズムだ。
けれどもこれがどれほど本人を苦しめてゆくのか、このときはまだわかっていない。
初見はビデオだったように思う。
日本を代表するこの作品に?今更何を言おう・・・(笑)
どんな言葉で語っても・・
追い付かないだろうね???
日本の?アジアの?世界の?アニメーションに・・多大なる影響を与えたであろう一本。
アニメに無い音楽・・
アニメに無い小道具(対戦車ライフルやフイァツト等)・・
アニメに無い会話(脚本がすばらしい!て事)・・
まさに革新・まさに名作。
ネタバレは有りませんが・・
以下、作中のどこかに一部触れてます。
お馴染みで今更で、知らない方居ないとは思う定番引用ですが・・未見の方は注意して下さい↓↓↓
~~~
カジノへ潜入し、見事大金をせしめたルパンと次元・・
だが。彼らはその紙幣を全てばらまく。
国営カジノの金庫から持ち出したその紙幣は・・スーパー偽札の【ゴート札】だった。
『・・おじさま!私を連れてってください!泥棒でもなんでも覚えますから!』
「だめだよ・・クラリス!!!やっと日の当たる場所に出られたんじゃないか?
・・困った時はいつで言いな!おじさんはどこからでも助けに駆けつけるからね!」
《まてぇ!!!ルパン!・・きゃつめ・・・まんまと盗んで行きおった・・!!!》
『いいえ。あの方は何も盗んで行きませんでしたわ・・。』
《いや!!! ←~~~と、ここからはアニメ史に?いや!映画史に残る名セリフ。
Gyaoの無料公開で・・
人生何度目の視聴だったか???
すばらしい!すばらしい!!すばらしい!!!
星☆評価は・・
劇場公開¥1800基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎◎◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇
観た後の行きたい国?】
カリオストロ公国!!!
観た後の飲みたいお酒】
キアンティみたく・・ワラで覆われたデキャンタワイン!
観た後の食べたい一品】
「血だ!血が足りねぇ!次元!肉だ!食い物じゃんじゃん持って来い!」の肉や果物。
〈・・・なんと気持ちの良い人達なのだろう・・!?〉
名作!傑作!!大作!!!
ーーーーー
追記】
人生で?100回目?位の再視聴!
武漢ウイルスの兼ね合いで?人生に疲れた時は?
①銀河英雄伝説②夏目友人帳③オールドジブリ
そして・・
④ルパン三世カリオストロの城!!!
ありがとう!宮崎駿監督!
ありがとうルパン!山田康雄さん!
ありがとうクラリス!島田須美(ナウシカ)さん!
経済がどうなるか?分からない2020年だけど?
俺、がんばります(`_´)ゞ
『次元様だと・・』
「可憐だ・・」
『うん?』
「今宵の斬鉄剣は一味違うぞ!」
俺はロリなのか?
クラリスなりナウシカなりは、大和撫子の鏡でしょう?!
モンキー・パンチでは無い
ルパン1st,2ndのTVシリーズをリアルタイムで見ていた人間からすると、別物としか見れない。
面白い、テンポ良し、切り替えの不自然さ無しと、アニメとして文句の付けようが無いが、子ども向けアニメなどで悪や、毒に、エロを扱っていた時代の人間としては、何かルパン達に、おにいちゃん感はあるのだが、子供が追い付けない大人感が漂っていないのが惜しい。
ルパンシリーズでも宮崎作品でも代表作
総合:90点
ストーリー: 90
キャスト: 95
演出: 85
ビジュアル: 75
音楽: 85
何度も見ていて個人的には流石に見飽きた感もあるのだが、それでもやはりこの作品が傑作であることに変わりはない。70年代の作品という古さにも関わらず、ルパンシリーズにおいても頂点にたつ作品であろうし、宮崎作品の中においても彼の絶頂期のおける特に優れた代表作の一つであろうと思っている。これが公開当時は評価されずに人気がなかったというのが理解に苦しむ。今ならばネットであっという間に評判が伝わるが、アニメがまだ名声を確立する前という時代背景の差でもあろうか。
ルパンシリーズいつもの四人の登場人物たちに加えて、お嬢様育ちなのに命を惜しまぬ勇気と行動力のある可憐なヒロイン・クラリス、権力に取り付かれたいやらしい冷酷な悪役の伯爵、そして伯爵の下で活動する妖しい工作員たちが、それぞれの役割の中で魅力を輝かせている。悪役も魅力がなければ主人公側も魅力が半減するというもの。登場時間は多くないけれども、要所要所で出てくる過去を知る庭番のお爺さんと犬も渋い。巨悪を前にして、ルパンと銭型が協調するのも話が盛り上がる。
物語はアニメらしくわかりやすい。偽札作りで国家を運営してきた歴史の陰部を暴くことと、偶然出会った、悪に閉じ込められたヒロインの救出の冒険活劇である。喜劇的で軽快な前半と、真剣な命のやり取りの後半どちらも楽しめる。また物語のそれよりさらに昔の過去の偶然の経緯が、物語をさらに儚く美しくして華を添える。
ついてこようとするクラリスと、必死で最後の自制心を働かすルパンの気持ちがせつない。ルパンを庇って「あのかたは何も盗まなかったわ」というクラリスに、銭型警部の「いえ、やつはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」という名台詞と共にクラリスの表情に笑顔が戻り、一服の清涼剤のような感動を残して終わる結末が何とも爽やかで清々しい。
シリーズの定番曲を編曲した乗りのいい曲から美しいバラードまで手掛けた大野雄二の音楽も良い。
ルパンの詩情を嗜むひととき
云わずと知れた宮崎駿初監督作品。
私はあまりアニメを観ない人間だが、今作は例外で、何度観ても飽きない。
DVDはとっくに所有しているが、たまたま金曜ロードショーで見かけ、そのまま最後まで見入ってしまった。
姫との1stコンタクトであるカーチェイスに始まり、塔を猛ダッシュしての連続ジャンプやオートジャイロ、時計台etc.CGでは表現できない躍動感に溢れ、宮崎ワールドの原点ここに有りと云うべき作品である。
ラストで銭形警部がクラリス嬢に語った「奴はとんでもないモノを奪っていきました。あなたの心です」は、あまりにも
有名。
20世紀の映画史に遺る名言と評しても過言ではない。
今作をルパンの邪道やと呼ぶファンは意外と多い。
「ルパンが優しすぎる」
「こんなロリコン野郎はルパンじゃない」
「VSクローン人間こそ真のルパンが在る映画だ」
etc.etc.…
しかし、そういう輩って、各キャラが交わす会話の詩情を全く理解していないと、私は思う。
では最後に短歌を一首
『追憶の 指輪に照らす 時の跡 風は瞬き 乙女を奪う』
by全竜
貴女の心です。
クラリスが可愛い。
みんなを様付けで呼ぶとこがいい。
それにビックリする次元とゴエモンが可愛い。
ルパンと次元がパスタを取り合うシーンが好きです。
塔の上までお姫様を助けにいくシーンが大好き!
旗をぽんっとするとこが可愛いです。
とっつあんもいい味だしてる!
わざと中継入るとこがお茶目です。
最後は少し切ないですが、
またいつか会えたらいいなと思います。
宮崎アニメの原点とも言える名作
ファーストルパンの魅力をたっぷりと再現したアニメ界不朽の名作。
スタジオジブリの原点とも云える作品。
思春期にリアルタイムでこの作品を観た私は、いまだに昭和のアニメ好きから卒業出来ません。
ルパン3世+宮崎駿=名作
宮崎駿監督。
「ゴート札」と呼ばれるニセ札を巡る事件に
ルパン・次元・五右衛門・不二子といったお馴染みの
面々が巻き込まれていきます。
数あるルパン三世の作品の中でも人気が高い作品ですね。
随所に宮崎監督ならではの演出があります。
ルパンとヒロインのクラリスとの関係、
銭形警部の活躍など見所も多いです。
特にラストシーンの銭形警部の台詞は有名ですよね(笑)。
僕自身も大好きなアニメ作品です。
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