劇場公開日 1996年11月9日

ファーゴのレビュー・感想・評価

全107件中、101~107件目を表示

4.0浅はかさへのアイロニー

2014年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

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だいず

3.0俯瞰で見ると喜劇

2014年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

周りのコーエン兄弟は凄い!という方に比べると僕はまだ魅力が分かりきってない所があるけど、必死な人って俯瞰で見ると笑えるよねって言ってるように思う。特にギャグや笑わすシーンがあるわけじゃないけど、喋らない相方に何をやっても上手く行かない犯罪者、小物のくせに大金掴もうとあくせくするディーラー、妊婦の警察、みんな必死で何か笑える。そんな映画でした。

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奥嶋ひろまさ

3.5犯罪を生むのは誰だよ〜もう〜

2014年8月14日
PCから投稿

怖い

興奮

難しい

クライムについて考えさせられてしまった。コーエン兄弟あんたらマジパネエよ。サスペンスものとして硬派な印象。笑いゼロ。もう一回ノーカントリー見直したくなった。

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デデデ

4.5人の世は、ときにかくも“おぞましい”

2014年6月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

おいもうその辺でやめとけ!、と二人組に向かって言いたくなった瞬間は何回あったろうか…。
あのシーンの白と赤のコントラストはあまりに現実離れしていて、視覚と脳の処理とに若干だけどもタイムラグ。ようやく認識したらば今度は“よくもまあそんなことが”と半ば目が眩む思いである。
『欲』が絡んで『自己保身』が募ると、ああいう結論を招き得るんだなと思わずにはいられない。
発端にして、この中で一番の一般人ジェリーは、こんな結末予想もしていなかっただろうけど。

血表現に耐性がないと見通すのはツラいかも。だけど面白い。見応えありのいい映画です。

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ゼン

4.0悪事は決してうまくいかない!ということだ

2013年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

計画では完璧なはずだったのだろう。
とはいえ、初めからうまくいきそうもない男たちが仕事を請け負い、結果バタバタになってしまう。
これが現実に起こった事件だと知ると、かなりいたたまれなくなる。

コーエンらしい渋いキャスティングで、演技といい、セリフといい、演出といい、すべてに味がある。
独特の雰囲気を醸し出す演出が、悲しすぎる真実をなんとも言えず深いものに作り上げているのだ。

ストーリーが面白いかと聞かれたら、決してそうではない。
ただ、すこしわざとらきくても心に響くことは間違いない。

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旅人

4.5"対比"が上手いコーエン兄弟の傑作

2012年2月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

幸せ

「上手いなぁ。」
作品を見終えて思わず言ってしまった。
1996年の制作だが、高画質に向かわない映像の質感が素晴らしい。
コーエン兄弟独特のどのジャンルともとれない一風変わったストーリー、仕組まれたブラックユーモアが炸裂していた。
だが、それだけに留まらないのがコーエン兄弟。
「殺人事件が起きているのに能天気な警察やファーゴの町」と「殺人を犯してしまった犯人たちのシリアスな心情」。
"対比"する演出を上手く使うことによってストーリーをより面白く(奇妙に?)している。
また、「次々に人が殺されていくこと」と「妊娠という新たな"生"を待つこと」を1つの映画に映すことによって生と死の"対比"という本質が見えてくる。

「あと2ヶ月」
「あと2ヶ月よ」
最後のこの台詞が深い余韻を残す。

"奇妙な町"の"普通の日常"
このエンディングはハッピーエンドだ。そう思った。

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keita

5.0平凡に生きる難しさ

2009年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

偽装誘拐でひと儲けしようとする男たち。
その事件に絡んでくる妊娠中の刑事。
この対比が印象的で、しかもうまく機能している。
映画としては重いかもしれないけど、この作品が伝えたいメッセージはとても素晴らしいことだと思える。

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youngcream