デカローグ

デカローグ

解説

「トリコロール」3部作で知られるポーランドの名匠クシシュトフ・キエシロフスキーが手がけたテレビシリーズ。旧約聖書の十戒をモチーフにした、ワルシャワ郊外の同じアパートに住む人々を描いた10のエピソードからなる。1989年ベネチア国際映画祭で上映された後に各国で劇場公開され、カンヌ国際映画祭審査員特別賞ほか多数の賞を受賞した。第1話「ある運命に関する物語」、第2話「ある選択に関する物語」、第3話「あるクリスマス・イヴに関する物語」、第4話「ある父と娘に関する物語」、第5話「ある殺人に関する物語」、第6話「ある愛に関する物語」、第7話「ある告白に関する物語」、第8話「ある過去に関する物語」、第9話「ある孤独に関する物語」、第10話「ある希望に関する物語」の全10話(このうち第5、6話はそれぞれ「殺人に関する短いフィルム」「愛に関する短いフィルム」のタイトルで単独の映画としてロングバージョンが製作・公開されている)。合計585分。HDリマスター版が「ポーランド映画祭2020」(20年11月20~23日/東京都写真美術館ホール)で上映され、21年に劇場公開。

1989年製作/585分/ポーランド
原題:Dekalog

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映画レビュー

5.0十戒

2021年3月26日
iPhoneアプリから投稿

以前、WOWOWで放映した際に録画したのはVHSで今や再生できず。DVD購入を悩んでいるうちに価格高騰して、諦めていたら。なんと!リマスター版発売とは!これを逃したらもう観られないと購入。今年は上映もするのね。

十戒がテーマのベースなので、ギリシャ悲劇のような主題の素朴感はありつつも。10話それぞれに深いストーリー。
1980年代のポーランドが観られるのも貴重。蝶つがいで手前に開くエレベーターのドアとか、瓶づめの牛乳の配達とか。

全編に漂う影みたいな暗さも好きだなー。さすが!映像も美しい。

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wilk
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