ザ・ハリケーン

劇場公開日:

解説

その驚異的な強さで“ハリケーン”の異名を持つボクサー、ルービン・カーター。1966年、彼は故郷パターソンで白人3人を殺害した容疑で逮捕され、終身刑を宣告される。無実を訴えて獄中で書いた自伝を出版し反響を呼ぶが、再審で再び有罪判決を受け、カーターの存在は次第に世間から忘れられていった。レズラ少年が古本市でカーターの本を見つけたのは、まさにそんな時だった。カーターの生きざまに胸を打たれたレズラは、その思いを手紙に託しカーターへ送る。

1999年製作/145分/アメリカ
原題:The Hurricane
配給:ギャガ・ヒューマックス
劇場公開日:2000年6月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第57回 ゴールデングローブ賞(2000年)

受賞

最優秀主演男優賞(ドラマ) デンゼル・ワシントン

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 ノーマン・ジュイソン
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映画評論

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

3.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.0可もなく不可もなく

2022年2月16日
iPhoneアプリから投稿

ボクサーだった黒人のルービンが、殺人事件の犯人として逮捕されたが、黒人差別による冤罪であった。
その後、服役中にルービンが書いた自叙伝をたまたまレズラが見つけ、友人とともにルービンの無罪を証明しようと動く、という実話に基づく話。

全体的に可もなく不可もなくという印象。
大きなどんでん返しなどもなく、淡々とした流れ。
見ていて不快になるところもないが、逆に大きく感動するところもない。

奥さんがいたはずだが、逮捕された後どうなったのか?
新たに見つけた証拠は検証なし?
最後の判決の後、冤罪を作り上げた人たちへの対処は?
ルービンの無罪を証明しようと動く人たちの邪魔をした人のその後は?
などの疑問が残る。

あと、レズラは同じ黒人としてルービンに共感するところがあったようだが、カナダ人の白人である友人がどういう流れでルービンに感銘を受けたのかが描かれておらず、レズラに連れられいきなり無罪を証明するのに参加している印象だった。

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た

人種差別

2021年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

とても実話とは思えない露骨な人種差別。黒人に生まれたというだけで差別され刑務所暮らし。1966年なんてそんなに大昔の話じゃない。なのに自由の国アメリカの称号を汚すような話。欧米の伝統的な人種差別の諸悪の根源である白人至上主義。

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HILO

4.0無実の罪によって30年投獄された実在の黒人ボクサー

2021年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ボブ・ディランも解放運動に参加して歌を作った。デンゼル・ワシントンがこの映画のために27キロも減量して臨んだなどと話題が尽きない映画。

 レズラ少年がルービン・カーターを知ったのは中古本市。自伝が発売された当時じゃなかったということも過ぎ去った年月の重さを感じます。最初の州法廷では陪審員が全員白人だったことに背筋が凍るような気がしました。また、法廷で闘う弁護士や市民団体が活躍するものだと思っていたら、レズラ少年と彼を受け入れたカナダの家族の情熱が熱かった。

 憎まれ役の刑事を演ずるダン・ヘダヤ・・・多くの映画の脇役であるが、すごくいい演技・・・ブルドッグが眼鏡をかけたような、と表現されているのが面白かった。今回、地上波TVで観たので、ノーカット版が観たくなった(カットされすぎだ)。

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kossy
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