劇場公開日 2000年8月12日

「この映画の12年後に実際に同様の事件が起きるとは」英雄の条件 個人的下書きさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5この映画の12年後に実際に同様の事件が起きるとは

2019年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル

2012年9月13日、イエメン米国大使館を映画『イノセンス・オブ・ムスリム』の内容に抗議する数百人のデモ隊が突撃。治安部隊がデモ隊に発砲したことにより死者4名、負傷者34名の惨事に。
俗にいう「2012年アメリカ在外公館襲撃事件」でマイケルベイの『13時間 ベンガジの秘密の兵士』もこれが元ネタ。
まさかほんまにこのような事件が起こってしまうとは・・・

原題は「交戦規定」
裁判中に3段階の交戦規定が明らかにされる。
アクション映画でもなく法廷モノでもないし男の友情モノでもないしう~ん。軍法会議という事もあり通常の裁判とも違い、まず第一にアラブ諸国との関係悪化を恐れて政府サイドが不利な証拠を隠蔽し大使に偽証させているので結論ありきの出来レース。
米国政府は腐敗している、でも海兵隊は仲間を救うためならルールなんかくそくらえ!さあどっちが正しい?そういうことがいいたい映画なのか。
見どころはやはり煽られて目ん玉ひんむいてブチ切れるサミュエルLジャクソン。トミリージョーンズは名門一族の落ちこぼれうだつのあがらないオッサン役。

改めて見直すと、冒頭のベトナム戦争の植生がどうにも変。
そのため入り込めない。昔はもっとドキドキした記憶があるのにな。

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