劇場公開日 2002年5月11日

「あさま山荘突入」突入せよ!「あさま山荘」事件 りかさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あさま山荘突入

2023年8月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

上層部の現場との指令•連絡の行き違いがありゴタゴタした中何ためらうことなく突入して行く機動隊の方々に頭が下がります。そんな必死な様子がよく描かれていました。

りか
NOBUさんのコメント
2023年4月23日

今晩は。
 今作で描かれている事件は、年代的には知らなかったのですが、私が大学生になった時に、未だ革マル派の残党が大学に居て(多分、学生ではなかったかと思います。)大学側との団体交渉に(無理やり)出席していました。
 不毛な議論が夜中まで行われました。(でも、出ていないと部室が無くなってしまう・・。)
 旧帝大にはある時期まで、旧弊的な思想を持つ連中がのさばっておりつくづく嫌になりました。で、彼ら赤軍が行っていた事を知り、その思いは怒りに変わりました。
 ”革命を起こす!”と言いながら行っていたのは今作で描かれている身内同士の虐殺であり、重信房子(カリスマ的な人物であったと、後から知りました。)が起こしたよど号ハイジャック事件や、テルアビブ空港乱射事件を知りました。
 私の級友の一部もその思想に感化され、”止めろ!“、行くな!”と散々止めたのですが、羽田空港の二期工事反対活動に行き、帰って来ませんでした。
 狂信的思想(オウムに代表されるカルト思想)は、今でも世に蔓延っていますが、何故に人はそれに惹かれるのだろうと思った映画でもありました。では。余りに重いテーマであり、哀しき思い出があるので返信は不要ですよ。

原田眞人監督

NOBU