劇場公開日 2002年8月24日

「人間性と任務のせめぎあい」ウインドトーカーズ グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人間性と任務のせめぎあい

2010年7月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

知的

第二次大戦中のガダルカナル、アジア系の容姿に屈辱的な態度をとられる中、ネイティブアメリカンの誇りを貫く通信兵ベン・ヤージーの表情が印象的でした。

戦闘シーンは凄まじく、通信兵の最前線での重要性もきちんと描かれていて、厳しさが痛々しく伝わりました。

任務故に壁を作っていても、死線を共にくぐり抜け、気がつくとファーストネームで呼び合う仲に。
極限での人間性と任務のせめぎあいに、苦しくなるようでした。

グッドラック