このハンバーガー、ピクルス忘れてる。

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このハンバーガー、ピクルス忘れてる。

解説

インディーズ映画「恋愛依存症の女」で注目され、「階段の先には踊り場がある」で商業作品デビューを果たした木村聡志監督が、自作の登場人物たちを共演させて描いた群像劇。東京国際映画祭アジアの未来部門にも出品された「違う惑星の変な恋人」から1年後の世界を舞台に、「階段の先には踊り場がある」に登場した先輩が主人公となり、木村監督作のキャラクターたちが織りなす恋愛模様を描く。

観覧車の中で先輩はアキに告白するが振られてしまい、気まずい会話の時間が続く。後日、バイト先のハンバーガー屋で先輩はなっちゃんに告白される。そして、それらの出来事の少し前、先輩はバー店員の澤と会っていた。そこで先輩は、澤を相手にカウンター越しにアキへの告白の予行練習をしていたのだが……。

先輩役は「階段の先には踊り場がある」に引き続き平井亜門、ヒロインのアキ役は木村作品に初登場の石川瑠華がそれぞれ演じた。まるぴが演じるバー店員の澤は、「違う惑星の変な恋人」で坂ノ上茜が演じていた澤の妹という設定。さらに、「階段の先には踊り場がある」から手島実優が扮する多部ちゃん、「違う惑星の変な恋人」から中島歩が演じるベンジーも登場する。

2023年製作/80分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2024年2月16日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0屁理屈も恋バナもエンターテイメントです

2024年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

木村聡志さんの作品、好きなんだろうなぁ、僕。
そして大好きな女優さん、石川瑠華さん出演。
最強でしょ?本作。

作品中で繰り広げられる会話が楽しすぎです。
会話劇は見事な脚本ありきではありますが、
実力がある演者さんあればこそ。
その点考えても十分な本作です。

本作ではいくつかの男女関係が描かれますが
時間の見せ方を工夫してるんですよね。
カップルエピソードの時間の縦の関係が生む
多角的な見え方がより話や人物に深みや豊かさ
を生んでる気がします。
ん?この子は恋愛偏差値あがったのか?
変わってないのか???なんて思いながら。

時間を同じくして多角的に見せたのが
「違う惑星の変な恋人」なのかなぁ?なんて。

「違う惑星~」を観たときも思いましたが、
犬も食わないようなどうでもいい他人の
他愛もない恋バナを微笑ましくも滑稽な
物語に昇華させるって・・・監督の手腕、
すごいなぁって思います。

あ、ベンジーさん出てきてうれしかったなぁ。
なんか、知人が出てきた感覚w
「この人、変わってないなぁ~」ってww

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バリカタ

3.5安定のベンジーさん

2024年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「違う惑星の変な恋人」が面白かったので鑑賞
おもしろかったのですが、
ちょっと先輩の会話がたとえが多くて
ウザイというかクドイというか・・・
最初の告白から、映画館のシーンになったときの展開がびっくりで
ちょっとついていけませんでした
中島歩のダメ男役はやっぱり最高です。
木村聡志監督の次回作もぜひ見たいですね。

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かちかち

4.0いやまさか、

2024年2月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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またぞう

4.5形成されたイケメンと元気なキノコ

2024年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞10本目 傑作 76点

新宿武蔵野館の公開初日舞台挨拶にて鑑賞

この作品に辿り着いている方なら、多くを語る必要は無いと思うので省略しますが、違う惑星の変な恋人の1年後の設定(雑)

結論、この2作は似たり寄ったりなのであえて比べた時にわたくしは違う惑星の変な恋人の方が全体として好みでしたが、今作にも印象深い点は多々あります

まず、今作も健在の冒頭下ネタ掴みは長尺で、女性とか嫌な人はいやなんだろうなぁと思いながら、下品でジメジメと理屈っぽく詰め寄る感じは前作の綱くん同様監督の好みなんでしょう、個人的には好きでも嫌いでもないかな〜

それから店での会話でもまだ低俗会話やるんかいと思いながら、それをこんなニコニコいい反応と返しで女の子よくやってくれるなぁと思ってたら、急に告白しだして、そこからあぁ始まってきたなぁと思いましたわ

告白からの両者の口から出る言葉の切り取り方とその反応の応酬はもれなくちゃんと会場笑い起こってましたねぇ

そこから、時系列やキャラクターをバラして前作の様にパートずつに流していき、それぞれでちゃんと笑いのツボを掴んで笑かせてきてるのがいやらしくなくて今作も良かったが、気になったポイントとしてドラマ制作もしているとはいえ映画監督が映画館のシーンで上映中に男女がずっと喋っていたり、前作の舞台挨拶にて上映中携帯が鳴っちゃったらそっと消してゆるーく見てね〜みたいな発言など、多分映画監督に固執してなかったり、昨今配信等で倍速や途中で鑑賞放棄等がセオリーとも聞くので、若い監督ですしそういった多様な考えに委ねているふうな気もしなくも無いけど、それでも古き良きを重んじるわけじゃないけど、やっぱり監督の立場でそういった演出や発言はよろしくないなぁと思った

最後の取ってつけた様な指輪の伏線回収は微妙だけど、中島歩の発声の起伏の無さ、セリフのやりとりは健在で、オオトリとしてこの上無かったです

是非

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サスペンス西島
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