きまぐれ

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きまぐれ

解説

「この日々が凪いだら」などで知られる俳優・モデルの瀬戸かほが初プロデュースを手がけて自ら原案と主演も務め、最後の家族旅行に出かけた一家が織りなす物語を色彩豊かな映像でつづった短編映画。

旅行を兼ねて親戚の結婚式に来た岩田家は、各々これが最後の家族旅行だと感じていた。長女・桃子は結婚間近で、次女・桜子は海外へ留学、そして母・和美は父・智との離婚を考えている。旅先の街で桃子は婚約者にそっくりな男と出会い、桜子はフラメンコ教室に飛び込みで参加。女性陣がさまようように街へ繰り出していく一方で、智は宿にひとり取り残される。

長女・桃子を瀬戸、父・智を「野のなななのか」の内田周作、母・和美を「カランコエの花」の石本径代、次女・桜子を「平坦な戦場で」の櫻井成美、フラメンコ教室の先生を「もみの家」の二見悠、桃子の婚約者に似た男を「ラストラブレター」のミネオショウが演じる。「クレマチスの窓辺」でも瀬戸とタッグを組んだ永岡俊幸が監督・脚本を手がけた。

2023年製作/25分/日本
配給:Route9 & Friends
劇場公開日:2024年3月15日

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映画レビュー

2.0量産型のインディーズ映画

2024年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

テクニカルの面でも内容の面でも量産型インディーズ映画という感想しか思い浮かびませんでした。
テクニカル的にはフィックスワンカット長回しの連打も気になったのですが、サウンドデザインの杜撰さも気になりました。
冒頭の方に流れているクラシック曲が画から浮いており、この音が結婚式場の中で流れている環境音なのか演出的なBGMなのかが判別つきませんでした。他にもキャスト以外の物も音も全体的に薄くガヤや環境音がペラペラで作り物臭さが気になりました。
画面的にはフィックスワンカット長回しがやたらと多く、尺が30分くらいしか無かったので耐えられましたが60分を超えていたらとても観られた気がしないです。
ストーリーの面では役者さんに芝居をさせるための言い訳的に、シュチュエーションだけ用意しましたという感じで内容が全く頭に入ってきませんでした。

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なんでも屋の演出部

3.5幸せは日常の中に

2024年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

俳優、モデルとして活躍する瀬戸かほさんが、主演・原案を兼任した初プロデュースし、「クレマチスの窓辺」でタッグを組んだ永岡俊幸監督がメガホンをとった本作は、親戚の結婚式に出席した一家が、最後の家族旅行での騒動を通して日常の中にある幸せを見詰めていく。
「野のなななのか」の内田周作さん、「カランコエの花」の石本径代さん、「20祭」の櫻井成美さんが家族のメンバーとして共演している。
親戚の結婚式に出席する岩田家の面々。
この遠出は旅行を兼ねているが、岩田家の各々が最後の家族旅行だと感じていた。
長女の桃子は結婚間近、次女の桜子は海外へ留学、そして母・和美は離婚を考えていた。
桃子は旅先の街で婚約者そっくりの男に出会い、桜子は飛び込みで入ったフラメンコ教室でダンスを習う。
彷徨うように女たちが街へ繰り出す中、ひとり宿に取り残される父・智は何ともやりきれない感情を抱えている。
果たしてこの家族旅行の行方は、どのような結末を迎えるのか?

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玉川上水の亀

4.0瀬戸かほさん初プロデュース作品♪

2024年1月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

幸せ

親戚の結婚式に参列した父母と姉妹。同じ位の子を持つ身からすれば4人が歩く後姿に今まで歩んできた"年月"を感じざるを得ない。人と人が繋がる儀式に参加した家族がほぐれていく✨絡まりがほぐれてちょうどいい所に落ち着く距離感。ほんの"きまぐれ"はあるものよね。
2022年個人的年ベス入りの"クレマチスの窓辺"の主演瀬戸かほさんと永岡俊幸監督による傑作短編。
冒頭ちらほら家族が集まるところ、薔薇の壁をひとりづつ、通り行くところ、画面上の人物のサイズ感、向かい合う人。仏映画や小津作品のよう。この家族の長編も観てみたい。妹役の櫻井さん瀬戸さんにそっくりで本当の姉妹みたいで不思議。/クラファンリターンで視聴

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つっちぃ
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