霧の淵

劇場公開日:

解説

奈良県南東部の山々に囲まれた静かな集落を舞台に、旅館を営むある家族の姿を描いたドラマ。

周囲を山々に囲まれ、かつては商店や旅館が軒を並べ、登山客などで賑わった奈良県南東部の静かな集落。12歳のイヒカは、この地で代々旅館を営む家に生まれた。父は数年前から別居しており、旅館に嫁いできた母の咲は、義理の父であるシゲと旅館を切り盛りしている。そんなある時、シゲが突然姿を消してしまう。旅館が存続の危機を迎える中、イヒカの家族にある変化が訪れる。

主人公イヒカ役を奈良県出身で本作が映画初出演となる三宅朱莉、イヒカの母・咲役を水川あさみ、父・良治役を「ケイコ 目を澄ませて」の三浦誠己、祖父・シゲ役をベテラン俳優・堀田眞三がそれぞれ演じる。監督は「赤い惑星(ほし)」などのインディーズ作品を手がけ、本作が長編商業デビュー作となる村瀬大智。

2023年製作/83分/G/日本
配給:ナカチカピクチャーズ
劇場公開日:2024年4月19日

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(C)2023“霧の淵”Nara International Film Festiva

映画レビュー

2.5河瀬直美だからなあ

2024年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映像による短歌で「写生」をしているのだが、行間が広すぎるというか、そういう素養がないと電気を使う習慣のない田舎の情景描写、ということになってしまうなぁ。

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ひろちゃんのカレシ

3.5期待度○鑑賞後の満足度○ 奈良県川上村、良い処です。都会人、都会に憧れる人にとっては何もない処だけど人間が生活する最低限のものがあれば良いと思う人には何でも有る処。そこに流れる空気を描いた様な映画。

2024年4月27日
Androidアプリから投稿

①饒舌な映画ではない。というか寡黙と言った方が良いかもしれない。
映像で語る、というか映像から観客に想像させる映画らしい映画と言える。
ただ、あまり観念的過ぎるのも困るが、しし師匠筋に当たる(?)河瀨直美の映画ほど観念的ではない。
下記で述べるように演出力には確かなものがあるので、もう少し語り口の巧さを身につければ面白い監督になるかも知れない。

②感心したのが、祖父がいなくなってから母娘二人だけで三回食事をするシーン。
まるで普通の家でその家の人が普通にご飯を食べているところを見ていると錯覚するくらいのナチュラルさである。
演出しているのだが演出しているように見えないのは実はとても難しい。

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もーさん

0.5いやひどいな

2024年4月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

水川あさみが切り盛りする過疎の山間部旅館、という設定に期待して足を運んだが、これはこれは、近年では珍しい「アーティスト監督」の自己完結(自己満足)映画だった。
少なくとも商業映画なら、最低限観客に提供すべき味わいや感懐や問題提起があるだろうし、起こるエピソードや進んでいくプロットには意味があるべきだろう。
それが、ない。まったく、ない。
以上。

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ricky_o

1.0星1

2024年4月22日
iPhoneアプリから投稿
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kazu565
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