全米映画ランキング : 2024年2月9日~2024年2月11日

全米映画ランキング:2024年2月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年2月9日~2024年2月11日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ARGYLLE アーガイル

Argylle
「ARGYLLE アーガイル」

Universal
(東宝東和)

2 6,500,000 28,814,145
2 Lisa Frankenstein

Lisa Frankenstein

Focus Features

1 3,800,000 3,800,000
3 3 The Beekeeper 5 3,469,405 54,734,257
4 2

The Chosen: Season 4 Episodes 1-3

Fathom Events

2 3,153,495 12,586,806
5 4 ウォンカとチョコレート工場のはじまり

Wonka
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

9 3,125,000 205,252,023
6 5 FLY! フライ!

Migration
「FLY! フライ!」

Universal
(東宝東和)

8 3,020,000 110,149,445
7 7 恋するプリテンダー

Anyone But You
「恋するプリテンダー」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

8 2,700,000 80,123,903
8 6 ミーン・ガールズ 5 1,925,000 69,174,344
9 8 アメリカン・フィクション 9 1,328,948 17,369,430
10 9 哀れなるものたち

Poor Things
「哀れなるものたち」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

10 1,125,000 30,276,449

「ARGYLLE アーガイル」首位キープ! 2位は女子高生と“死体”の交流を描く新作

2023年の米脚本家組合のストライキの影響もあるかもしれませんが、主要な新作が不足している2月第2週の北米映画市場は、過去2年のなかで最も低調な興行成績を記録しました。

マシュー・ボーン監督によるスパイアクション「ARGYLLE アーガイル」(ユニバーサル)は、公開2週目も首位をキープ。観客からは高評価が寄せられており、週末3日間で、興行収入650万ドルを記録しました。製作費2億ドルに対し、累計興収は2800万ドルを突破しています。

2位は、ディアブロ・コーディ(「ヤング≒アダルト」)が脚本と製作を担当したホラーコメディ「Lisa Frankenstein(原題)」(フォーカス・フィーチャーズ)。キャスリン・ニュートン(「名探偵ピカチュウ」)とコール・スプラウス(「リバーデイル」)が共演し、故ロビン・ウィリアムズさんの娘であるゼルダ・ウィリアムズ監督がメガホンをとりました。舞台は1989年、地味な女子高生リサ(ニュートン)が激しい雷雨のなか、ヴィクトリア時代のハンサムな男性の死体(スプラウス)をよみがえらせてしまい、自宅のガレージにあった壊れた日焼けマシンを使って、彼を理想の男性に生まれ変わらせようとします。製作費1300万ドルに対し、週末3日間で興収380万ドルをあげました。

ジェイソン・ステイサム主演作「The Beekeeper(原題)」(アマゾン、MGM)は、公開5週目も3位をキープ。累計興収は5400万ドルを突破し、この週の市場全体の累計興収を上回りました。同作は、北米ではAmazon Prime Videoでのレンタル鑑賞も可能。そうした状況でも好調な興行を維持していることから、劇場鑑賞を選択する観客が多いことが分かります。

2024年2月12日更新 Dan Knighton

過去のランキング