全米映画ランキング : 2023年1月6日~2023年1月8日

全米映画ランキング:2023年1月9日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年1月6日~2023年1月8日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アバター ウェイ・オブ・ウォーター 4 45,000,000 516,789,379
2 M3GAN ミーガン

M3GAN
「M3GAN ミーガン」

Universal
(東宝東和)

1 30,200,000 30,200,000
3 2 長ぐつをはいたネコと9つの命 3 13,120,000 87,705,835
4 18 オットーという男

A Man Called Otto
「オットーという男」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 4,200,000 4,285,480
5 3 ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 9 3,398,000 445,437,616
6 4 ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY 3 2,400,000 19,698,722
7 7 ザ・ホエール

The Whale
「ザ・ホエール」

A24
(キノフィルムズ)

5 1,541,201 8,582,731
8 5 バビロン

Babylon
「バビロン」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

3 1,430,000 13,523,894
9 6 バイオレント・ナイト 6 740,000 49,420,735
10 9 ザ・メニュー

The Menu
「ザ・メニュー」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

8 713,000 37,655,950

「アバター WOW」V4! AI人形の恐怖を描く「M3GAN ミーガン」が2位に初登場

北米映画市場の週末3日間の累計興行収入は、1億ドルを突破し、昨年の同時期の週末興収6300万ドルを大きく上回り、大晦日やクリスマスの週末も越える好調ぶりを見せました。20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、4週連続で首位を死守。上映館を拡大し、週末3日間で興収4500万ドルをあげました。ジェームズ・キャメロン監督は、全世界累計興収が高額な製作費を上回ったといい、さらなる続編3本を作る自信を得たと語っていると、米バラエティが報じました。

トップ10に初登場した唯一の新作は、ユニバーサルのホラー「M3GAN ミーガン」。ジェイソン・ブラム(「ゲット・アウト」)が製作、ジェームズ・ワン(「アクアマン」)が脚本を担当し、AI人形“M3GAN(ミーガン)”が巻き起こす恐怖を描いています。アリソン・ウィリアムズ(「ゲット・アウト」)が、孤児となった姪ケイディ(バイオレット・マッグロウ)を守るために、M3GANを開発する女性を演じました。2位にランクインし、レビューも好調で、週末3日間の興収は、製作費の3倍近い3000万ドルを記録しました。

ソニーのヒューマンコメディ「A Man Called Otto(原題)」は、公開2週目に4位を獲得。スウェーデンの大ヒット映画「幸せなひとりぼっち」を、トム・ハンクス主演でハリウッドリメイクし、マーク・フォースター(「プーと大人になった僕」)が監督、デビッド・マギー(「ライフ・オブ・パイ」)が脚本を担いました。妻の死後、人生に見切りをつけようとしている不機嫌な男オットー(ハンクス)が、ご近所さんとの関わりのなかで心を開いていくさまを描いています。週末3日間で、興収420万ドルを記録。累計興収は428万ドルで、製作費5000万ドルには遠く及ばない結果となりました。

2023年1月9日更新 Dan Knighton

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