全米映画ランキング : 2022年7月8日~2022年7月10日

全米映画ランキング:2022年7月11日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年7月8日~2022年7月10日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ソー ラブ&サンダー 1 143,000,000 143,000,000
2 1 ミニオンズ フィーバー 2 45,550,000 210,078,580
3 2 トップガン マーヴェリック

Top Gun: Maverick
「トップガン マーヴェリック」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

7 15,500,000 597,406,113
4 3 エルヴィス

Elvis
「エルヴィス」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 11,000,000 91,122,702
5 4 ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 5 8,410,000 350,325,830
6 5 ブラック・フォン

The Black Phone
「ブラック・フォン」

Universal
(東宝東和)

3 7,660,000 62,312,410
7 6 バズ・ライトイヤー

Lightyear
「バズ・ライトイヤー」

Walt Disney
(ディズニー)

4 2,900,000 112,322,200
8 11 マルセル 靴をはいた小さな貝 3 340,000 963,416
9 9 ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス 10 262,000 411,062,441
10 7 Mr. Malcolm's List

Mr. Malcolm's List

Bleecker Street

2 245,416 1,638,979

「ソー ラブ&サンダー」が首位! 「ソー」シリーズ最高のオープニング成績に

7月2週目の全米ボックスオフィスは、またしても堅調で、ディズニーの「ソー ラブ&サンダー」が競合をリードし、トップに立ちました。製作費2億5000万ドルを投じたこのスーパーヒーロー映画は、興行収入1億4300万ドルを記録。2億ドルで製作され、初週で興収1億8500万ドルを稼ぎ出した、同じくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」の回収率には及びませんでしたが、それでもディズニーにとって、夏シーズンの堅調な興行となりました。また、「ソー」シリーズとしては最高のオープニング成績となり、2017年に公開された前作「マイティ・ソー バトルロイヤル」の1億2270万ドルを上回っています。

「ソー ラブ&サンダー」は、MCU作品の第29作で、クリス・ヘムズワースが雷神ソーを演じるシリーズの第4作。「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティが、前作に続き監督を務めました。ヘムズワースをはじめ、「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマン、「フォードvsフェラーリ」のクリスチャン・ベール、「レ・ミゼラブル」のラッセル・クロウら、豪華キャストが共演しています。

ユニバーサルの長編アニメーション「ミニオンズ フィーバー」は上映館を拡大しましたが、先週からひとつ順位を落とし、2位にランクイン。2週目の興収は4550万ドルで、下げ幅は57.4%となりました。累計興収は2億1000万ドルで、22年で最も成功したアニメ映画となっています。

同じくユニバーサルの「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」は、5週目で興収840万ドルをあげ、5位に後退。累計興収は3億5000万ドルで、22年に公開された作品のなかで、第4位の好成績を記録しています。また、A24の「Marcel the Shell with Shoes On(原 題)」がトップ10入り。拡大公開の結果、3週目で興収34万ドルを稼ぎました。同作は歩く軟体動物を描いた、アニメと実写が入り混じったモキュメンタリーで、10年の短編アニメを基にしています。

2022年7月11日更新 Dan Knighton

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