全米映画ランキング : 2022年6月3日~2022年6月5日

全米映画ランキング:2022年6月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年6月3日~2022年6月5日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 トップガン マーヴェリック

Top Gun: Maverick
「トップガン マーヴェリック」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

2 86,000,000 291,604,011
2 2 ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス 5 9,251,000 388,711,116
3 3 ボブズ・バーガーズ ザ・ムービー 2 4,500,000 22,240,149
4 5 バッドガイズ

The Bad Guys
「バッドガイズ」

Universal
(東宝東和、ギャガ)

7 3,340,000 87,291,325
5 4 ダウントン・アビー 新たなる時代へ 3 3,000,000 35,702,290
6 7 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 10 2,020,893 60,561,935
7 Vikram

Vikram

Independent Indian

1 1,775,000 1,775,000
8 6 ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ 9 1,725,000 188,269,123
9 8 ザ・ロストシティ

The Lost City
「ザ・ロストシティ」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

11 1,380,000 104,012,149
10 クライムズ・オブ・ザ・フューチャー

Crimes of the Future
「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」

Neon
(クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES)

1 1,100,000 1,100,000

「トップガン」絶好調!「ドクター・ストレンジ」の興収を上回るか?

「トップガン マーヴェリック」は、6月最初の週末も、全米興行収入トップの座を維持し、さらに上映館を拡大。前週比28.9%という小幅な落ち込みで、全米での累計興収は9000万ドルとなりました。2週目の週末を終えて、全世界では3億ドル近い興収を叩き出した本作は、すでに2022年の興行収入No.3になっています。2位の「THE BATMAN ザ・バットマン」との差は約7000万ドルで、今後2週間以内にこれを抜く可能性も出てきました。

これまでの年間興収No.1作品「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」は、2位の座をなんとかキープし、5週目の週末は興収900万ドルにとどまりました。この興収減は、本作が6月22日に動画ストリーミングサービス「Disney+」で配信スタートすることが影響していると思われます。また、来週末には「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」が公開されるため、さらに順位が落ち込むことが予想されます。

コメディアニメ「The Bob’s Burgers Movie」が3位をキープし、週末450万ドルを記録。また、トップ10に入った唯一の新作は、7位の「Vikram」。インド映画で3時間の大作アクションスリラーです。週末170万ドルを売り上げたこの作品は、「F3: Fun and Frustration」「K.G.F: Chapter 2」「RRR」「The Kashmir Files」「Radhe Shyam」「Gangubai Kathiawadi」などとともに、COVID後におけるインド映画のブレイクのきっかけとなりうる作品といえるでしょう。

2022年6月6日更新 Dan Knighton

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