全米映画ランキング : 2001年8月10日~2001年8月12日

全米映画ランキング:2001年8月14日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年8月10日~2001年8月12日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

American Pie 2

Universal

3,063 1 45,100,000 45,100,000
2 1

Rush Hour 2
「ラッシュアワー2」

New Line
(ギャガ/ヒューマックス/松竹)

3,118 2 31,475,000 131,883,000
3 3

The Princess Diaries
「プリンセス・ダイアリーズ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,706 2 14,100,000 51,987,000
4

The Others
「アザーズ」

Miramax
(ギャガ/ヒューマックス)

1,678 1 13,670,000 13,670,000
5 2

Planet of the Apes
「PLANET OF THE APES/猿の惑星」

Fox
(フォックス)

3,405 3 13,315,000 148,729,484
6 4

Jurassic Park III
「ジュラシック・パークIII」

Universal
(UIP)

3,175 4 7,300,000 160,200,000
7

Osmosis Jones
「オスモシス・ジョーンズ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,305 1 5,575,000 5,575,000
8 5

America's Sweethearts
「アメリカン・スウィートハート」

Sony
(東宝東和)

2,686 4 4,600,000 83,400,000
9 7

Legally Blonde
「リーガリー・ブロンド」

MGM
(フォックス)

2,031 5 3,821,000 78,743,000
10 6

Original Sin
「ポワゾン」

MGM
(ギャガ/ヒューマックス)

2,194 2 3,051,000 12,494,000

今年の夏は続編天国。「アメリカン・パイ2」が首位に!

ティーンエイジャー向けのR指定映画「アメリカン・パイ2」が1作目の240%という興収を叩き出し、見事にトップでデビュー。この4週間、全米で首位になった作品を並べてみると「ジュラシックIII」「猿の惑星」「ラッシュアワー2」そして「アメリカン・パイ2」と、続編、リメイク、続編、続編という具合。ハリウッドにとって続編(やリメイク)がいかに大切な商品であるかが如実にわかる。しかしこの「アメ・パイ2」、日本では前作の成績が芳しくなかったので、公開は微妙なところだろう。4位に初登場は、ニコール・キッドマンとトム・クルーズが揃ってプレミアに出席したことでも話題のホラー映画「The Others」。スクリーン数は1700弱と少な目だが、この夏はサスペンスやホラーといったジャンルの作品が少ないため、稼働率は思いのほか高い。また、7位に入った「Osmosis Jones」は、フランクという男の体内で繰り広げられるウィルス対白血球“オスモシス”の闘い。アニメの世界と実写の世界が交錯するアドベンチャー。監督はピーター&ボビーのファレリー兄弟だが、前作「ふたりの男とひとりの女」に次ぐ連敗である。

2001年8月14日更新 藤井竜太郎

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