村野鐵太郎 : ウィキペディア(Wikipedia)

村野 鐵太郎(むらの てつたろう、1929年8月18日 - 2020年7月8日)は、日本の映画監督。鹿児島県鹿児島市大黒町出身。

人物

  • 東京商船大学を受験する予定だったが、ジャン・ルノワールの監督作品「大いなる幻影」を観た影響で、早稲田大学に入学。同期には篠田正浩和田勉がいた。
  • 大学を卒業後大映に入社、最初は東京撮影所企画部に所属、助監督部に移籍すると溝口健二増村保造などの作品を担当、1960年には「青い嵐」で監督デビュー。『闇を裂く一発』を監督したのを最後に大映を離れた。その後は石原裕次郎主演の『富士山頂』を監督した。

主な作品

特記事項のないものはすべて監督作品

  • 泣き笑い地獄極楽(浜野信彦監督) ※原案
  • 母笛子笛(斎村和彦監督) ※原作
  • 雪の降る街に
  • 視界ゼロの脱出
  • ごろつき犬
  • 夜の勲章
  • 鉄砲犬
  • 銭のとれる男
  • ごんたくれ
  • 早射ち犬
  • 夜の縄張り
  • 闇を裂く一発 (1968)
  • 富士山頂 (1970)
  • 男一匹ガキ大将 ※監督・脚本
  • 鬼の詩 ※製作・監督・脚本 (1975)
  • 月山 ※製作・監督
  • 遠野物語 ※製作・監督 (1982)
  • 国東物語 ※製作・監督
  • トリナクリア PORSCH959 ※製作・監督
  • 上方苦界草紙 ※製作・監督
  • KOYA澄賢房覚え書 ※製作・監督

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/01 11:36 UTC (変更履歴
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