藤本洸大 : ウィキペディア(Wikipedia)

藤本 洸大(ふじもと こうだい、2005年10月6日 - )は、日本の俳優。第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにおいてグランプリを獲得。2023年4月3日に芸能事務所トップコートに所属することを発表した。

略歴

2005年10月6日に生まれ、兵庫県で育つ。

5歳から特技でもあるサッカーを始めた。

2022年に開催された第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにエントリー父が知らぬ間にジュノン・スーパーボーイ・コンテストの応募書類を送付していたことを明かしている。し、グランプリを獲得した。

2023年4月3日に芸能事務所トップコートに所属し、芸能活動を行うことを自身のInstagramアカウントでの配信で発表した。

2023年12月16日、宮世琉弥原菜乃華がW主演を務める「恋わずらいのエリー」(2024年3月15日公開予定、松竹)にて、初の映画出演を果たすことが発表された藤本にとっては映像・演劇等を含め、初の出演となる。。

第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト

第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでは第1次審査から第3次審査まで行われ、これらの審査を通してファイナリストが決定された。

第1次審査

第1次審査は主にジュノン編集部による(主に書類)選考が行われ、応募総数15,447人からBEST1000が決定した。また、この編集部による選考のほかにライブ配信サービスSHOWROOMによる選考も並行して行われた。藤本は、前者の書類選考によりBEST1000入りを果たした。

第2次審査

第2次審査は主に地方予選という形を取り、北から札幌、秋田、東京、大阪、京都、福岡の全7会場で行われ(東京は2回に分けて行われた)、BEST150が決定した。

藤本は京都予選(2022年5月14日)に参加し、BEST150に選出された。

第3次審査

第3次審査は人気投票として、

  • ライブ配信サービスSHOWROOMでの、候補者の配信に対する星(無料ポイント)やギフティング(有料ポイント)による投票
  • JUNON公式アプリJUNONTVでの、候補者が投稿した画像・動画に対するCHEERと呼ばれる応援ポイントによる投票
  • 月刊誌JUNONの巻末に付属する愛読者ハガキによる投票

の3つの投票それぞれにおけるランキングに応じてCP(コンテストポイント)が与えられ、これらの合計ポイントによる総合順位が決定され、上位から次の投票に進出する。

ライブ配信サービスSHOWROOMとJUNON公式アプリJUNONTVにおけるランキングは公開されているが、月刊誌JUNONの愛読者ハガキによる投票結果は公開されていない。

第35回では、地方予選後、BEST75→BEST30→BEST20→BEST10と選出された。BEST30決定戦までは3ブロックに分け、それぞれにおいてSHOWROOMおよびJUNONTVのランキングをつけ、合計ポイントを全体でランキングにして進出者を決定した。ただし、第35回では各段階において敗者復活戦が行われ、それぞれ5名ずつが敗者復活したため、実際に進出する人数はBEST30では25名、BEST20では15名だった。

次戦への進出者はJUNONTVにおいて公開されたが、JUNONTVの定期購読サービスである「プレミアムサポーター」に加入した特典として先行公開が行われたプレミアムサポーターに加入すると、特典として、コンテスト結果の先行公開をはじめとした限定記事のほかに、過去2か月分の月刊誌JUNONの紙面をアプリ内で購読、「推し機能」によるCHEERポイントの加算が可能となる。月額880円。。

また、ファイナリスト15名によって、人気No.1の証であるフォトジェニック賞フォトジェニック賞は一般ユーザーの人気が最も高かったファイナリストに与えられ、グランプリ、準グランプリの次点と位置付けられている。第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでは高野渉聖が受賞した。photogenic(写真映りのよい、写真映えする)に由来する。決定戦として同じく人気投票が行われた。

+各進出者決定戦詳細決定戦実施期間進出人数SHOWROOMJUNONTV全体順位ここでの「全体順位」とは、一般に公開されているランキングによる、ライブ配信サービスSHOWROOMとJUNON公式アプリのJUNONTVのポイントの合算による順位であり、ここに月刊誌JUNONのハガキ投票によるポイントが加算されて最終的な順位が決定する。
BEST75決定戦藤本のエントリーナンバーは68。(150名1ブロック50名によるブロック別審査。藤本はAブロックからCブロックの3ブロックのうちBブロックに属する。→75名)6月18日~7月3日75名19位(Bブロック全50名中)8位(Bブロック全50名中)33位タイ(全150名中)
BEST30決定戦藤本のエントリーナンバーは56。(75名1ブロック25名によるブロック別審査。藤本はAブロックからCブロックの3ブロックのうちCブロックに属する。→25名)7月16日~7月31日25名7位(Cブロック全25名中)8位(Cブロック全25名中)19位(全75名中)
BEST20決定戦BEST20決定戦以降については1ブロック制で行われた。藤本のエントリーナンバーは21。(30名→15名)8月22日~9月4日15名7位16位10位タイ
BEST10決定戦藤本のエントリーナンバーは15。(20名→10名)9月22日~10月2日10名8位14位13位
フォトジェニック賞決定戦藤本のエントリーナンバーは7。10月24日~10月30日3位3位3位

BEST30お披露目記者会見

2022年8月20日にコモレ四谷にてBEST30進出者及び並行して開催されていたジュノン・スーパーライバー・コンテストジュノン・スーパーライバー・コンテストは、同年開催の第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでBEST1000に進出したもののBEST150に進出できなかった候補者のうち希望者のみで行われた「ライバー発、スター行。」をミッションとするコンテストである。このジュノン・スーパーライバー・コンテストのグランプリは第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストとして選出される。第1回となった2022年は最年少での参加となった西田一咲がグランプリを獲得した。のファイナリスト10名の計40名のお披露目記者会見が行われた。第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞した松本大輝と第35回でBEST75まで進出しながらも辞退し、ジュノンボーイ応援大使となったくまモンが候補者を激励した。

この記者会見の後にはファンミーティングとしてBEST30進出者とジュノン・スーパーライバー・コンテストのファイナリスト10名の計40名がファンと交流した。

藤本はこのお披露目記者会見にて、SHOWROOMを介した配信で始めた「マリーゴールド」(あいみょん)のギター弾き語りを披露した。

ファイナリストお披露目記者会見

2022年10月22日にファイナリストに選出された15名のお披露目記者会見が行われた。この記者会見では最終選考会においてゲスト審査員を務める第25回でグランプリを獲得した犬飼貴丈と美容家IKKOによる激励メッセージを放映した。

最終選考会

2022年11月27日にEBiS303において最終選考会が行われた。第1次審査「自由パフォーマンス審査」と第2次審査「告白審査」によってJUNON編集部、芸能事務所、ゲスト審査員、プレミアシートプレミアシートとは限定エリアでの観覧、ファイナリスト15名との交流、最終選考会の審査資格を得ることのできる限定20名の抽選で募集した観覧席のことである。による観覧者、読者リモート審査員読者リモート審査員は中学生以上ならば希望者の全員が投票に参加できる制度である。Google formを通して投票が行われた。の投票によりグランプリ・準グランプリが決定する。

藤本は第1次審査において、未経験ながら1か月の練習期間を通して修得した和太鼓和太鼓は元三田市議会議員でもある佐々木智文氏主宰の太鼓教室「たたいたろう」による指導を受けた。を披露し、グランプリを獲得した。

THE JUNON COLLECTION in 35th JUNON SUPERBOY CONTEST

丸井織物株式会社の運営するUP-Tとジュノン・スーパーボーイ・コンテストのコラボ企画としてオリジナルグッズの販売イベントが2022年11月28日から2023年2月28日にわたって開催された。ファイナリストによりデザインされたオリジナルグッズ(Tシャツ、ロングスリーブTシャツ、スマホケース、アクリルキーホルダーの4種)の販売数に応じて与えられるポイントTシャツおよびロングスリーブTシャツは400pt、スマホケースは300pt、アクリルキーホルダーは100ptであり、藤本は8900ptを獲得した。と応援ツイートの数によって与えられるポイントによりランキングが算出され、上位3名が月刊誌JUNON6月号(2023年4月21日発売)にインタビュー記事が掲載される本企画において、同じくファイナリストの高野渉聖、小畑充輝(現:百蔵充輝)、下村未空が上位3位にランクインし、雑誌への掲載が決定した。。同年3月7日に結果が発表され、藤本は惜しくも入賞ならず、総合6位を獲得した。

卒業配信イベント

第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの結びのイベントとして2023年2月23日から28日にかけて行われた。ライブ配信サービスSHOWROOMの応援ポイントによる順位でランキングを算出した。上位3名は月刊誌JUNON6月号(2023年4月21日発売)に撮りおろし・インタビュー記事が掲載される本企画において、同じくファイナリストの小畑充輝(現:百蔵充輝)と堤亮人(現:望月亮人)がそれぞれ1位、3位となり、2位に第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでBEST20に選出された戸田幸希がランクインした。。藤本はこのイベントにおいて参加者17名卒業配信イベントにはファイナリスト15名だけでなく、BEST30及びBEST20進出者にも参加資格が与えられた。で惜しくも入賞ならず、6位を獲得した。

ファンミーティング

最終選考会当日より約1か月にわたって開催されたオンラインくじ「JUNONTVくじ」の景品の一つとして設けられ、2023年3月4日にフォッグ株式会社にて行われた。イベントでは当選したファンとの交流当選1枠につき、3分間が与えられた。に加え、ファンの私物へのサイン入れなどが行われた。

人物

家族構成

  • 兄が1人いる。

趣味・特技

  • 特技はサッカーで、5歳から現在まで継続している。ポジションはボランチ。
  • 趣味は心理学ただし、この心理学とは、リンクを付したような学問的な心理学ではなく、心理学の所産を学ぶことによる雑学的な意味をもつ。、アニメ鑑賞。

嗜好

  • 好きな食べ物は餃子・チャーシュー・パスタ・ピーマン・ラー油・わさびで、嫌いな食べ物はナスただし、ナスは揚げるなど調理の工夫をすれば苦手ではないとも語っている。、ホルモンである。
  • 憧れの俳優に菅田将暉佐藤健を挙げている。

その他

  • 名前の「洸大」について、「“洸”が海と光で、輝く存在。“大”が、やさしく大きく成長するように」という思いが込められているという。
  • ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの人気投票の際には、視聴者からの要望を受け、ギターの弾き語りを始めた。
  • 小学校在校時から継続してクラス委員を務めており、中学校のサッカー部ではキャプテンを務めた高校ではサッカー部の主将を務めると取材記事で散見されるが、本人はこれを否定しており、サッカー部の主将を務めたのは中学校在学時である。たとえば,modelpressの記事(2022年11月27日)においては,「5歳からサッカーを始め、現在はサッカー部のキャプテンとして活躍」と記載されているが,これは誤りである。。
  • Twitterのアカウント名などに見られる「⚽🗻」は自身が特技とするサッカーを示すサッカーボールと苗字の「藤本」にかけた富士山の絵文字であり、これをファンマークファンマークとは、SNSなどにおいて絵文字(とりわけ複数)を用いてファンであることを示すための印となるものである。としていた。

出演・掲載

映画

  • 恋わずらいのエリー(2024年3月15日、松竹) - 青葉洸 役

CM

  • ahamo×iPhone15「ahamo あなたの春に、ピントを合わせて編」(Web CM)

イベント

  • TopCoat夏祭り2023~いい夏にしようぜ~(2023年8月19日)※生配信イベント
  • 第36回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト最終選考会(2023年11月26日)プレゼンター
  • 『恋わずらいのエリー』バレンタイン♡スペシャルイベント(2024年2月13日)

ラジオ

  • JUNON SUPERBOY HIGHSCHOOL vol.18「JUNON SUPERBOY HIGHSCHOOL」は毎月第2日曜14:00〜14:50に放送。場所は渋谷シダックス1Fのサテライトスタジオ。

申し込み不要・無料で誰でも観覧が可能であり、放送後には出演者とのチェキ会が開催される(1枚1500円、15:00〜16:00)。(2023年9月10日、ShibuyaCross-FM)

雑誌

月刊誌「JUNON」

  • 2022年8月号(2022年6月22日発売)BEST150掲載
  • 2022年9月号(2022年7月22日発売)BEST75掲載
  • 2022年10月号(2022年8月22日発売)BEST30掲載
  • 2022年11月号(2022年9月22日発売)BEST20掲載
  • 2022年12月号(2022年10月21日発売)BEST10掲載
  • 2023年1月号(2022年11月22日発売)ファイナリスト掲載
  • 2023年2月号(2022年12月21日発売)最終選考会模様掲載
  • 2023年3月号(2023年1月20日発売)グランプリ特集記事掲載
  • 2023年6月号(2023年4月21日発売)ファイナリスト所属事務所について掲載
  • 2023年9月号(2023年7月22日発売)インタビュー記事掲載
  • 2023年12月号(2023年10月20日発売)35代ファイナリスト集合特集記事掲載
  • 2024年4月号(2024年2月22日発売)インタビュー記事掲載

週刊女性

  • 2023年1/17・24合併号(2023年1月5日発売)
  • 2023年12/19号(2023年12月5日発売)

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/14 23:10 UTC (変更履歴
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