松崎健夫 : ウィキペディア(Wikipedia)

松崎 健夫(まつざき たけお、1970年8月8日 - )は、日本の映画評論家。兵庫県神戸市出身 - 紀伊國屋書店(転載されている著者紹介を参照)2023年7月1日閲覧。。 東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻修了。日本映画ペンクラブ会員。

来歴

映画・テレビ・ラジオの現場を経て、映画専門の執筆業に転向した松崎健夫「【連載】松崎健夫の映画ビジネス考(9)アカデミー賞の司会者不在や放送時間短縮とも闘うハリウッド映画人 - FINEDERS(2019年、執筆者紹介を参照)2023年7月1日閲覧。 。

活動当初は肩書きを映画文筆家としていたが、2015年1月21日『WOWOWぷらすと』番組内で肩書きを変更して映画評論家と名乗る旨、映画評論家の町山智浩の前で宣言する。以後、同年8月8日より肩書きを映画評論家としている町山智浩に訊け!【WOWOWぷらすと名作選】 - YouTube(2015年8月6日公開)。

『キネマ旬報』『SFマガジン』『ELLE』『リアルサウンド映画部』『映画.com』などに寄稿し早川書房 S-Fマガジン松崎健夫の『スウォート17モンスター』評:大人と若者、視点の違いで見え方が変わる秀逸な構成 - Real Sound(2017年4月18日)映画評論家がこぞって絶賛している日本映画がある──なぜ今、「“現代の”家族」を描いた本作が注目されているのか? - 映画.com(2017年8月26日)、『ヒッチコック/トリュフォー』をはじめとする映画の劇場用パンフレットにも映画評を多数寄稿している。

『ELLE ONLINE』にて「松崎健夫の映画ゼミ」を2019年まで連載した松崎健夫の映画ゼミ - ELLE ONLINE。

米粒写経の『ガラパゴスイッチ』では、居島一平、サンキュータツオと『刑事コロンボ』、クリント・イーストウッドをテーマにトークを展開した米粒写経 & 松﨑健夫【『刑事コロンボ』の魅力】 - YouTube(2015年12月19日)米粒写経 & 松崎健夫『俺とクリント・イーストウッド<リベンジ>』 - YouTube(2017年7月8日)。

2017年に『ベストヒットUSA』のスピンオフ番組『ベストシネマUSA』に出演し、「小林克也が選ぶアメリカ映画TOP20」を紹介。小林克也から「タケちゃんは普通の評論家じゃないね」と評されるベストシネマUSA - BS朝日(2017年6月28日)。

2021年1月より、添野知生とともに、YouTubeにて『そえまつ映画館』を配信開始。

審査員等の活動

第11回からはコンペティション部門特別審査員を務める第11回(2017) - 田辺・弁慶映画祭。京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー「エンターテインメント映像部門」、ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード日本映画ペンクラブ賞などでも審査員を務めている京都国際映画祭 - ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2016。

第27回東京国際映画祭より設立された、WOWOW加入者より選抜された選考委員によって選ばれるWOWOW賞において第27、28、29回と選考委員のアドバイザーを務めるWOWOW×第28回東京国際映画祭

エル シネマ大賞審査員も務めるELLE CINEMA AWARDS 2016 - ELLE ONLINE(2016年12月21日)。

2016年より2019年の途中まで『キネマ旬報』にて、新作映画批評の星取りREVIEWを担当 KINENOTE キネ旬Review(リンクは松崎が担当した最終回)。キネマ旬報ベスト・テン選考委員も務めた。

映画イベントへの参加

2012年11月に中目黒で開催された映画の無料上映プロジェクト「中目黒シネマズ」と、これをベースとして2013年1月からスタートしたイベント「ナカメキノ」でトークショーを行う“中目黒に無料映画館ができました”「中目黒シネマズ」プロジェクト発足 - CINEMA TOPICS ONLINE(2012年11月26日)ナカメキノ(旧:中目黒シネマズ) - ACOSS(2013年5月11日)。

2012年よりキネカ大森にて名画上映企画「松崎ブラザーズのイマコレ!」を定期開催するキネマ旬報×キネカ大森コラボ企画 映画検定一級・松崎ブラザーズのイマコレ!vol.1 - JUNSテアトルシネマグループ キネカ大森 トピックス(2012年8月14日)(終了時期不明)。放送作家松崎まこととのコンビ“松崎ブラザーズ”の〈松崎B〉として映画深掘りトークを展開する内容だった世代をこえて愛される『キネカ大森』30周年大感謝祭 - Cinema Colors(2014年4月2日)2023年7月1日閲覧。。また、同館でもぎり嬢として臨時出勤している女優の片桐はいりと「もぎり&トークショー」を不定期に開催していた『沈黙-サイレンス-』公開記念スペシャルトークショー開催決定!! - キネカ大森(2017年3月14日)松崎健夫さん×片桐はいりさん「クリント・イーストウッド2本立て」キネカでしゃべれ場!?開催 - キネカ大森(2015年9月26日)。

映画公開記念や試写会のトークイベントに多数登壇し、映画史的な観点や撮影現場経験を基にした技術的な視点から作品を解説する。『岡本喜八監督 命日13回喜!特集』や『海辺のリア』初日舞台挨拶では司会を務め仲代達矢らと登壇した『岡本喜八監督 命日13回喜!特集~仲代達矢 来る』イベント決定!! -キネカ大森(2017年2月1日) 岡本喜八の13回忌に仲代達矢と孫娘が思い出トーク、「時代を超越した感覚」 - 映画ナタリー(2017年2月19日)阿部寛、仲代達矢との共演に感激「心に刻みながら撮影」映画『海辺のリア』初日舞台あいさつ1 - YouTube(MAiDiGiTV、2017年6月4日公開)。『散歩する侵略者』『予兆 散歩する侵略者』『ダゲレオタイプの女』のトークイベントでは、東京芸術大学大学院の恩師にあたる監督の黒沢清と登壇した黒沢清監督と浅野忠信が苦笑。映画作りにおける海外と日本の国民性の違いとは? - ウォーカープラス(2016年9月3日)。

番組出演

テレビ

WOWOW

ラジオ

ネット番組

関連書籍

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/16 15:06 UTC (変更履歴
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