2024年 第96回 アカデミー賞特集(2024年) 全部門ノミネート・主演男優賞

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映画.com 第96回アカデミー賞特集

2024年3月10日(現地時間)に開催されるアカデミー賞授賞式。最新情報をお届け!

Nominate - 全部門ノミネート作品 -

主演男優賞

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米フィラデルフィア出身。ニューヨークのニュー・スクール大学在学中にTVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」(99)で俳優デビュー。コメディ映画「ウェット・ホット・アメリカン・サマー」(01・日本劇場未公開)で映画に初出演し、大ヒット作「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(09)でブレイク、続編2作にも主演した。デビッド・O・ラッセル監督の「世界にひとつのプレイブック」(12)でアカデミー主演男優賞に初ノミネートされ、続いて同監督の「アメリカン・ハッスル」(13)で助演男優賞、クリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」(14)で主演男優賞と、3年連続でオスカー候補となった。レディー・ガガと主演した「アリー スター誕生」(18)で映画監督デビューを果たし、アカデミー作品賞をはじめ、主演男優賞と脚色賞にノミネートされた。マーベル映画では、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ(14~)のアライグマ・ロケットの声を担当する。

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米フィラデルフィア出身で、ルーツはグアテマラ。テンプル大学でジャーナリズムを学び、卒業後サンフランシスコに移住する。舞台俳優としてブロードウェイで名をあげて1990年代後半から映画やドラマに出演し、スパイク・リー監督が舞台作品を映画化した「Passing Strange」(09)で注目を獲得。2010年、オフブロードウェイで上演された自伝的一人芝居「A Boy and His Soul」で高い評価を得る。以降は「リンカーン」(12)、「大統領の執事の涙」(13)、「グローリー 明日への行進」(14)、「ビール・ストリートの恋人たち」(18)など話題の映画に出演。

23年には「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」などで主演を務め、「トランスフォーマー ビースト覚醒」にも声優として出演した。TVドラマの出演作に「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(15〜23)、「ユーフォリア」(19〜22)など。アーサイナス大学人文学名誉博士、南カリフォルニア大学教授。舞台製作の現場でも活躍を続けている。

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父は米イェール大学の元学長で、大リーグの7代目コミッショナーだったA・バートレット・ジアマッティ。自身も同校のスクール・オブ・ドラマで演劇の博士号を取得する。大学在学中から舞台に出演し、ブロードウェイ作品で主演を務める。その一方で、映画やTVドラマにも端役で出演し、「プライベート・パーツ」や「ベスト・フレンズ・ウェディング」(ともに97)で注目され、「プライベート・ライアン」(98)や「PLANET OF THE APES 猿の惑星」(01)といった大作に起用される。並行してインディペンデント系の作品でも活躍し、実在のコミック作家ハービー・ピーカー役で主演した「アメリカン・スプレンダー」(03)はサンダンス映画祭の審査員グランプリを受賞した。04年の「サイドウェイ」でも冴えないバツイチ男性を好演して評価を高め、翌05年の「シンデレラマン」でアカデミー助演男優賞に初ノミネート、「バーニーズ・バージョン ローマと共に」(10)ではゴールデングローブ賞のコメディ/ミュージカル部門で主演男優賞に輝いた。その他の出演作に、「幻影師アイゼンハイム」(06)、「それでも夜は明ける」(13)、「アメイジング・スパイダーマン2」(14)など。

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アイルランド・ダグラス出身。舞台で演技を磨き、「Sweety Barrett」(98)で長編映画デビュー。ダニー・ボイル監督「28日後…」(02)で国際的にブレイクし、性同一性障害の役柄を演じた「プルートで朝食を」(05)、アイルランド史を描いたケン・ローチ監督のパルムドール受賞作「麦の穂をゆらす風」(06)、ボイル監督のSFアドベンチャー「サンシャイン2057」(07)と着実にキャリアを積む。

クリストファー・ノーラン監督の「バットマン ビギンズ」(05)にスケアクロウ役で出演し、続編「ダークナイト」(08)、「ダークナイト ライジング」(12)でも同役を演じた。

ノーラン監督作には「インセプション」(10)、「ダンケルク」(17)にも出演するなど常連俳優として知られ、原爆を生み出した物理学者ロバート・オッペンハイマーを描いた「オッペンハイマー」(23)では主演を務め、ゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞を受賞。アカデミー主演男優賞にもノミネートされた。

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米ワシントンDC出身。アマースト大学を1987年に卒業後、演技を学ぶため奨学金を得てニューヨーク大学に進学するも2カ月で退学し、実地で俳優としてのキャリアを積みはじめる。ハリソン・フォード主演の「推定無罪」(90)で映画デビューを果たし、92年にはブロードウェイ作品「エンジェルス・イン・アメリカ」でトニー賞を受賞。伝記映画「バスキア」(96)のタイトルロールでも高い評価を得た。ジム・ジャームッシュ監督作「ブロークン・フラワーズ」(05)などを経て、「007 カジノ・ロワイヤル」(06)からはジェームズ・ボンドの盟友でCIA捜査官のフェリックス・レイター役でシリーズに参加。「ハンガー・ゲーム2」(13)以降、同シリーズのビーティ役としても知られる。他、映画の出演作に「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(11)、ディズニーアニメ「アーロと少年」(15・声の出演)など。TVドラマの出演作に「ボードウォーク・エンパイア」(13〜14)、「ウエストワールド」(16〜20) などがある。

Photo:Getty Images/ロイター/アフロ