「ジョン・ウィック」監督、マイケル・B・ジョーダン主演「レインボー・シックス」でメガホン

Photo by Robin L Marshall/Getty Images for BET

「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキ監督が、米パラマウント・ピクチャーズのアクション映画「レインボー・シックス（原題）」でメガホンをとることが明らかになったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。

同作は、トム・クランシーの同名小説の映画化で、NATO諸国から集められた多国籍特殊部隊「レインボー」の活躍を描く。2021年にAmazon Prime Videoで世界配信された「ウィズアウト・リモース」の続編として企画されており、前作に引き続きマイケル・B・ジョーダンが主演とプロデュースを務める。他には、アキバ・ゴールズマン、ジョッシュ・アッペルバウム、アンドレ・ネメックらがプロデューサーに名を連ねる。なお、前作はコロナ禍のためアマゾンで配信したが、本作は劇場公開を想定しているという。

スタントマン出身のスタエルスキは、仲間のデビッド・リーチとともに1997年に87eleven Action Designを立ちあげ、スタントマンとして活躍する一方で、長年にわたりスタントコーディネートを請け負ってきた。「ジョン・ウィック」でスタエルスキ、「アトミック・ブロンド」でリーチが長編監督デビューを飾ると、「ジョン・ウィック」シリーズのみならず、「ミスター・ノーバディ」「ケイト」「ブレット・トレイン」といったアクション映画を自らプロデュースするまでになった。

スタエルスキ監督はシリーズ最新作「ジョン・ウィック　チャプター4」の公開を控えるほか、ヘンリー・カビル主演のリメイク版「ハイランダー」やテレビゲームの映画化「Ghost of Tsushima（原題）」などを準備中だ。