「ギルバート・グレイプ」監督、スウェーデン人画家の伝記映画を製作中
2022年7月15日 09:00
スウェーデンの画家ヒルマ・アフ・クリント(1862~1944)を描く伝記映画「ヒルマ(原題)」が製作進行中であることがわかった。「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレムが監督、脚本を務めている。
新作「ヒルマ(原題)」は、精神世界を探求した抽象画の数々を手がけ、自身の死後20年間作品の公表を禁じた、謎めいた画家でありフェミニストの先駆者でもあったアフ・クリントの人生を掘り下げる英語作品。米バラエティによれば、「愛を読むひと」「リスボンに誘われて」のレナ・オリンと、「HACHI 約束の犬」のトラ・ハルストレムが、それぞれ世代の異なるアフ・クリントを演じる。また、「ゲーム・オブ・スローンズ」「ストレンジャー・シングス」のトム・ブラシアが、オーストリアの神秘思想家でアフ・クリントのメンターだったルドルフ・シュタイナーに扮する。
「ヒルマ(原題)」は北欧の動画配信サービス「Viaplay(ヴァイアプレイ)」のオリジナル作品で、ヘレナ・ダニエルソンとハルストレム監督がプロデュース。年内に劇場公開されるほか、Viaplayでも配信される。