道枝駿佑、本読みで涙する福本莉子を和ませる 「今夜、世界からこの恋が消えても」貴重なメイキング映像

2022年2月23日 10:00


デートシーンの撮影、貴重な台本読み合わせの光景をおさめた貴重な映像
デートシーンの撮影、貴重な台本読み合わせの光景をおさめた貴重な映像

「なにわ男子」の道枝駿佑と、福本莉子が主演する「今夜、世界からこの恋が消えても」のメイキング映像と場面カットがお披露目。映像には、撮影中の現場の様子のほか、クランクイン前に台本を読み合わせる光景もおさめられている。

きみの瞳(め)が問いかけている」「夏への扉 キミのいる未来へ」の三木孝浩監督がメガホンをとり、「君は月夜に光り輝く」を輩出した電撃小説大賞の2019年受賞作(著:一条岬氏)を映画化。眠りにつくと記憶を失う難病・前向性健忘を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えながら、自らも大きな秘密を隠し持つ青年のはかなくも切ない愛を描く。「君の膵臓をたべたい」の月川翔と、「明け方の若者たち」の松本花奈が脚本、「」で第44回日本アカデミー賞の優秀音楽賞を受賞した亀田誠治が音楽を手がける。

ドラマ「金田一少年の事件簿」の5代目金田一一役で、ドラマ単独初主演を務めることが発表された道枝。今作では主人公・神谷透役で、映画初主演を務める。第8回東宝シンデレラオーディションでグランプリを受賞し、「君が落とした青空」にも出演した福本がヒロイン・日野真織を体現。ふたりは、クラスメイトに扮したドラマ「消えた初恋」に続く再共演を果たす。

透はクラスメイトに流されるまま、真織に嘘の告白を仕掛ける。しかし彼女は、「お互い絶対に本気で好きにならないこと」を条件にその告白を受け入れる。やがて透は、彼女が前向性健忘を患っており、毎朝日記の内容を復習することで、記憶をつなぎとめていることを知る。日々記憶を失い、明日が来ることを恐れながら生きる彼女との、一日限りの恋を積み重ねていく透。自身もある秘密を抱える透は、真織の幸せを守るため、“ある作戦”を立てる。

2月にクランクインした本作は、公開日の7月29日に向け、現在撮影が進められている。劇中の季節が春から夏であるため、雪のちらつく屋外で半袖やノースリーブでの撮影も多い。メイキング映像には、寒さを感じさせない笑顔で、役と向き合う道枝と福本を活写。三木監督の指導をあおぎながら、透と真織の初々しいデートシーンを、試行錯誤しながら演じるさまが切り取られている。

さらに、緊張感が漂う本読みの貴重な映像も。ときに笑いが巻き起こりながらも、終始真剣な眼差しでセリフを合わせていく姿から、本作への覚悟と意気込みが感じられる。読み合わせ終了後も、疑問の残る部分について三木監督に熱心に質問するふたり。「思い、思われ、ふり、ふられ」に続き、三木監督と再びタッグを組んだ福本が、撮影への不安やプレッシャーから涙し、道枝が声をかけて和ませる姿も。ふたりが模索しながらも、自身に役を落とし込んでいく過程が垣間見られる。

今夜、世界からこの恋が消えても」は、7月29日に全国東宝系で公開。

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