仲野太賀×伊藤沙莉×草なぎ剛共演、松尾諭の“自伝風”エッセイをドラマ化! 「拾われた男」Disney+で22年夏配信

2021年12月14日 20:00


原作は、松尾諭の波乱万丈の俳優人生を描いた“自伝風”エッセイ「拾われた男」
原作は、松尾諭の波乱万丈の俳優人生を描いた“自伝風”エッセイ「拾われた男」

仲野太賀伊藤沙莉草なぎ剛が、松尾諭の波乱万丈の俳優人生を描いた“自伝風”エッセイをドラマ化する「拾われた男」に出演することがわかった。2022年夏、Disney+(ディズニープラス)のコンテンツブランド「スター」で、見放題独占配信される。

NHK連続ドラマ小説「あまちゃん」やNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で知られる井上剛が監督、「百円の恋」「喜劇・愛妻物語」の足立紳が脚本を担い、松尾の限りなく実話に基づいた同名エッセイをドラマ化。物語は、売れない役者・松戸サトルが、自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まる。サトルは個性豊かな人々との縁が紡ぐ予測不能な出来事に遭遇し、運命の女性と出会い、つつましくも幸せに暮らしていた。そんなある日、サトルは電話で、アメリカに渡ったきり音信不通だった兄タケシが倒れたと知る。やがてサトルは兄を迎えに行くため、アメリカへと旅立つ。

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仲野が主人公・サトル、伊藤が運命の女性・比嘉ユイ、草なぎがサトルの兄・タケシ役を演じた。クランクインに際し、仲野は「無事撮影が始まって、ほっとしています。撮影に入る前は、どのようにしたら実在の松尾論さんの人生を僕が演じられるんだろう、と色々考えていました。でも、今は松尾さんに寄せられるところは寄せて『松戸サトル』を一つのキャラクターとして楽しく演じられたらと思っています」と、胸中を明かす。

さらに仲野は役どころについて、「“何者でもない”『松戸サトル』という人の持ち前のポジティブさと図太さみたいなものは愛嬌を持って演じていきたいです。役者を始めて中々芽が出なくて悔しい気持ちや、恋愛もうまくいかないもどかしさ、家族に対するちょっとピリッとした思いや、兄に対して素直になれないことなど、丁寧に掬い取っていきたいと思います」と分析。「松尾さんが育った武庫川の景色は、大きな団地、大きな川、そして夕日の綺麗さが印象的で、そういう町で育った大らかさにもヒントをもらいながら、この役の血肉になればよいなと思っています」と意気込んだ。

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伊藤は、「随分前から松尾先生に託されていた役ではあったので、とうとうきてしまったという、不安と興奮が入り混じった気持ちです(笑)。健気かつ粋なかっこかわいい女性だなという印象なので、夫を支える逞しい奥さんをできたらいいなと思います」とコメント。井上監督は、主演の仲野への期待を語る。

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井上監督「俳優・松尾諭さんを知っている人からしたらきっと信じられないと思いますが、松尾諭が生きてきた物語に10話も割くドラマです。凄いですよね。何があるんだ!?という。そして何と言っても松尾諭をフィクション化した主人公を演じる仲野太賀君。10キロほど太ったり、関西弁もベラベラ喋らなきゃいけないし、滑舌は悪いという設定だったりで大変です。でも彼を撮りだしてまだ2日ですが、めちゃくちゃ面白い。彼は松尾諭を演じてるのではなく、“俳優”というイキモノを演じてるからです。俳優というイキモノの不可思議さや面白みを、彼が見せてくれます。改めてというか新たな気持ちで、新たなマナコでそれを見ている自分にも気付きます。そんな新鮮な現場です。『俳優ってなんなんだ?』ってとこに惹かれてるのでしょうか。これからお会いする俳優さんたちにも同じことを感じるような気がします」

「拾われた男」は22年夏、Disney+の「スター」で見放題独占配信される。

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