「クワイエット・プレイス」長女役ミリセント・シモンズ、新ドラマに主演
2021年7月25日 20:00
「クワイエット・プレイス」シリーズで聴覚障害者の長女リーガン役を演じているミリセント・シモンズが、新ドラマ「True Biz(原題)」に主演することがわかった。自身も聴覚障害をもつシモンズが、耳の聞こえない主人公を演じる。
米Deadlineによれば、「True Biz(原題)」は2022年3月に出版予定の作家サラ・ノビクの新刊小説をドラマ化する作品。現代のアメリカ中西部を舞台に、会話のコミュニケーションに苦しむ10代の少女チャーリー(シモンズ)と、聴覚障害者の寄宿学校の校長を務めるCODA(ろう者の親をもつ健聴者)の女性を描く物語だという。聴覚障害者の作家ノビクは、同じ障害をもつ人々の権利向上を訴えるアクティビストでもある。
シモンズは、トッド・ヘインズ監督の2017年の映画「ワンダーストラック」で主演に抜てきされ、ジョン・クラシンスキー監督の大ヒットホラー「クワイエット・プレイス」シリーズで注目を集めた。新ドラマ「True Biz(原題)」はシモンズとノビクが制作総指揮を務める。