総製作費120億円、準備期間5年! 海難救助隊の過酷な戦いを描く「レスキュー」5月21日公開
2021年3月29日 10:00
総製作費120億円、準備期間5年、撮影123日を費やし、中国の海難救助隊を描いた映画「緊急救援(原題)」が、「レスキュー」の邦題で5月21日に公開されることがわかった。
海上に設置された石油プラットフォームの大規模火災、エンジントラブルに見舞われたジェット旅客機の墜落、天然ガスを積んだタンカーの爆発……、海上で発生した災害現場へ真っ先に駆けつけ、自らの命を顧みず人命救助にあたる、海難救助のエキスパートたち。本作は、海難救助隊の常に死と隣り合わせである過酷な戦いと、仲間や家族との絆を描く。
メガホンをとるのは、「オペレーション・メコン」「オペレーション:レッド・シー」のダンテ・ラム監督。「タイタニック(1997)」「パール・ハーバー」など大ヒット映画のプロダクションデザインを手掛けたマーティン・レイン、「グリーン・デスティニー」で第73回アカデミー賞の撮影賞を受賞したピーター・パウとともに、メキシコにある約240メートルの巨大プールに本物の飛行機を沈めるなど、大規模な撮影を敢行した。
「激戦 ハート・オブ・ファイト」「疾風スプリンター」「オペレーション・メコン」に続き、ラム監督とは4度目のタッグとなるエディ・ポンが主演を務め、7カ月の海上訓練を受け、ノースタントのアクションに挑戦。激流や燃え盛る炎にも動じず、職務を全うしようとする正義感の強い隊長であり、幼い息子をひとり育てる優しい父親でもあるガオ・チエンを演じた。「修羅 黒衣の反逆」「長江 愛の詩(うた)」のシン・ジーレイが、二次災害を防ぐため冷静に判断を下す救命ヘリコプターのパイロット、ファン・ユーリンに扮した。
「レスキュー」は、5月21日に全国公開。