コロナ禍の東京を描く「トーキョー・サンライズ」　桃月なしこ、里内伽奈らゲストキャスト決定

(C)bis_Shiori Ikeno

［映画.com ニュース］　東京を拠点に活動する「劇団スパイスガーデン」と、松本優作監督がタッグを組んだ短編映画「トーキョー・サンライズ」に、桃月なしこ、里内伽奈、松嶋亮太、塚田美津代が出演することがわかった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今夏の公演中止を余儀なくされた同劇団。劇団として何かを届けたいという情熱は消えることがなく、短編映画を制作するプロジェクト「Spice Garden Film project」を始動させた。「MOOSIC LAB 2018」で3冠に輝いた「日本製造　メイド・イン・ジャパン」や、第41回モントリオール世界映画祭、第25回レインダンス映画祭などに正式出品された「Noise ノイズ」の新鋭・松本監督が企画に賛同し、“ウィズコロナ”の物語を紡ぐオリジナル脚本を執筆。タクシードライバーの日常を通して、“今”という時代を多角的に描き出す。

新たに発表されたのは、本プロジェクトに賛同した4人のゲストキャスト。コスプレイヤーであり、舞台「転校生」など女優としても活躍する桃月をはじめ、「少女邂逅」「いつか輝いていた彼女は」の里内、「ブルーヘブンを君に」やNetflixオリジナルシリーズ「呪怨　呪いの家」の松嶋、「××× KISS KISS KISS」「残穢（ざんえ）　住んではいけない部屋」の塚田が参戦する。

“応援購入”サービス「Makuake」（https://www.makuake.com/project/spice_garden/）では、11月1日まで制作の支援を募っている。支援者には、メイキング映像やオリジナルフォトブック、オリジナルTシャツなど、様々なリターンメニューが用意されている。エンドロールに名前がクレジットされるリターンは、8月27日まで。さらに主題歌の一般公募を9月末まで実施しており、募集要項は劇団公式サイト（http://atmovie.tv/spaga/）で確認できる。

「トーキョー・サンライズ」は、秋ごろに完成予定。今後は配信での限定公開や、映画祭への出品を目指している。