米ディズニー、ライオネル・リッチーの楽曲を使用したミュージカル映画を企画
2020年6月19日 14:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが、米人気歌手ライオネル・リッチーの楽曲を生かしたミュージカル映画「オール・ナイト・ロング(仮題)」の企画開発を行っていることが明らかになった。米バラエティが報じている。
リッチーは、米R&Bバンド「コモドアーズ」のボーカルとして注目を集める一方、作曲家としても才能を発揮。ケニー・ロジャースに提供した「レイディ」、ダイアナ・ロスとのデュエット曲「エンドレス・ラブ」などを手掛け1982年にコモドアーズを脱退。その後は、「オール・ナイト・ロング」「ハロー(心の扉)」「セイ・ユー・セイ・ミー」「ダンシング・オンザ・シーリング」などヒットを連発。アフリカ飢餓救済のためにアメリカのスーパースターが結成したUSAフォー・アフリカのチャリティー曲「ウィー・アー・ザ・ワールド」をマイケル・ジャクソンと共作していることでも知られる。
現在は米人気番組「アメリカン・アイドル」の審査員を務めるリッチーは、自ら映画化案を企画。スウェーデンのグループABBAの曲をベースにした大ヒット映画「マンマ・ミーア!」のように、リッチーの楽曲を生かした実写映画を作るというもので、1月にディズニーが獲得。現在は「あなたは私の婿になる」「クレイジー・リッチ!」のピーター・チアレッリが脚本を執筆しているという。
リッチーと彼のマネージャーであるブルース・エスコビッツが、デイナ・ブルネッティ、マット・デル・ピアノと共同でプロデューサーを務める。監督は現時点では未定。