実写版「アラジン」のスピンオフ企画が進行中

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［映画.com ニュース］米ウォルト・ディズニーが、この夏世界中で大ヒットを記録した実写版「アラジン」のスピンオフ作品を企画中であることがわかった。

貧しい若者アラジンと王女ジャスミンの身分違いのロマンス、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険を描いた「アラジン（1992）」を、ガイ・リッチー監督（「シャーロック・ホームズ」シリーズ）のメガホンで実写映画化した同作。エジプト出身でカナダ育ちの新人メナ・マスードがアラジン、「パワーレンジャー」のナオミ・スコットがジャスミン、ウィル・スミスがランプの魔人ジーニーを演じ、世界累計興行収入が10億ドルを超える大ヒットを記録した。

米バラエティによれば、ディズニーは現在、新ストリーミングサービス「Disney＋（ディズニープラス）」向けに、ビリー・マグヌッセン演じるジャスミンの花婿候補のひとり、アンダース王子を主人公にしたタイトル未定のスピンオフ作品を企画しているとのこと。

人気アニメシリーズ「スポンジ・ボブ」の劇場版第3弾となる「The SpongeBob Movie: Sponge on the Run（原題）」の脚本家コンビ、ジョーダン・ダン＆マイケル・クバンメが脚本を執筆、実写版「アラジン」を手がけたダン・リンとジョナサン・アイリヒが、自身の制作会社ライドバックを通じてプロデュースにあたる。

「ゲーム・ナイト」や「マネー・ショート　華麗なる大逆転」、ブロードウェイの人気ミュージカルをディズニーが映画化した「イントゥ・ザ・ウッズ」などで知られるマグヌッセンは、ファン待望の「007」シリーズ最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」（20年4月10日全国公開）に出演している。